古今東西、龍のパワーは大切にされてきていましたが、今、新たに龍に注目されている方が増えています。

そんな中、自宅に『龍』のパワースポットを作ることができる技を大坪さんにうかがいました。

前回、『龍体文字』と『フトマニ図』について教えていただきましたが、今回は、参加者が自分で『龍体文字』を使って『フトマニ図』を書いていくワ―クショップについてのお話です。

お手本を見ながら、大坪さんが染め上げた美しい麻の布に、純金と純銀の絵の具で、『龍体文字』と『龍』という文字を書き上げていくワークです。

書道とは全く異なり、文字のうまい下手は全く関係なく、必ず味のある作品が出来上がっていきます。

出来上がった作品を自宅に飾ることで、その場所がパワースポットのようになるのです。

参加者は、文字を書いていくだけの作業なのですが、筆に含ませた純金の絵の具を布に移していくと、作品が徐々に仕上がっていくにつれ楽しくなってきて、どんどんと引き込まれるように、作業に没頭していきます。

何しろ、材料も、作業も、完成した作品も、すべてが美しいのです。

絵の具は、本物の『金』と『銀』を使っています。

上等の麻の布は、触っているだけで、エネルギーを感じます。

布の色は、ベンガラ、墨、柿渋、ラピスラズリの粉入りのロイヤルブルーなど、どれも自然の素材を使って大坪さんが染めてくださったもので、敏感な方であれば、色によって異なるエネルギーを感じるかもしれません。

布の色は、参加者が事前に自分で選びます。

そして、大坪さんがその方のために染め上げたものを会場まで持ってきてくださいます。

しかも、描いていく図柄も数種類あるので、同じ会場で一緒にワークを行っても、出来上がりは様々であることも楽しみの一つです。

麻の布には、大地のパワーがあります。

色そのものにもパワーがありますし、色を染め上げるための染料にもパワーがあるので、何も描かれてない布1枚でも持っているだけで幸せな気持ちになります。

実際に、持っているだけで波動が高くなります。

さて、自分のために用意された布に、自分自身の手で、教わった通りに『フトマニ図』と『龍』の文字を書いていくのですが、書いていく『龍』の文字は、なんと100種類もあります。

実際には、もっと数多くの『龍』という意味の文字はあるのだそうですが、大坪さんが選抜したトップ100の文字をお手本として、『龍』の文字を好きな順に写していきます。

文字を書く位置は、布の上に升目が切ってあり、一文字一文字升目に埋めていくように書いていくので、決して難しくはありません。

また、通常の『純銀』の絵の具は、時間とともに黒ずんでしまうそうですが、大坪さんが用意してくださる絵の具は、メーカーと相談して対変色性の高い純銀を使っているので、この絵の具であれば、何十年経っても黒ずみにくいのです。

『純金』の絵の具の金色と、『純銀』の絵の具の銀色が、麻の布の上に織りなす風合いは、本当に素敵なのです。

さらに、ワークショップを行う前のセットアップも、大坪さんならでは……

まず、祝詞をあげます。

そして、参加者全員が塗香(ずこう)で身を清めます。

この塗香というのは、香りの粉。

名古屋で200年ほど続くお香問屋さんと相談してフトマニに合う塗香を作られたとのこと。

香木をはじめとする20種類ほどの素材がブレンドされた中には、楊貴妃が愛した香りである、とても貴重な龍脳(りゅうのう)が入っています。

そのため通常の塗香よりもちょっと軽やかな感じの中に、古代を感じ、龍を感じるかもしれません。

こうした独自のセットアップの後、ワークショップが始まるので、場の空気も清まり、参加者全員の心が静まり、気の流れも良くなった状態で、作品に取り掛かることができます。

ちなみに、ワークショップの時間内に作品が出来上がらなかった時は、自宅に持ち帰って続きを行い、次回お会いした時に大坪さんから作品に気を入れていただけます。

大坪さんに気を入れていただかなくても、どなたが書かれた作品でも十分にエネルギーがあるそうですが、そのパワーをさらに引き出すようなことをしてくださるのだそうです。

「龍の力を皆さんに広める、龍のエネルギーを必要とされる方に届ける、それが私の使命です」と大坪さん。

そうした思いから、『フトマニ書の会』を作られたのです。

また、全国に講師になってくださる方も増えました。

「僕は伝えることが仕事なので」とおっしゃる大坪さんは、オファーをいただければ飛んできてくださるそうです。

今年は北海道も行かれ、九州にもすでに4、5回行かれたそうです。

ワークショップは、作品作りも楽しいし、大坪さんのお話を聞くのも本当にわくわくします。

ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

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