『新型コロナウィルス』に関しては3回連続でお話しくださった不思議相談室の杉山さんですが、なんと『新型コロナウィルス』に、感染し、自宅療養をなさっていたとのこと。
実際にかかった方からのお話を聞けるということで、詳しく語っていただきました。

「今は治ってる状態ですが、どんな状態だったかということと、その時に自分自身でどう対処したのかを含めてお話ししたいと思います」と、おっしゃる杉山さんですが、実に興味深いです。

「私の場合、最初は咳です。多分、風邪かなと最初は思いました。それで、民間のPCR検査を受けて確認しようと思ったんですが、届いたキットを使って検査を自分でして、また送り返して、最終的に検査をしていただくんですけど、それをやったら『陽性の可能性が限りなく高い』と……。僕はそんな言い方だと思ってなかったからびっくりしました」と、杉山さん。

普通の検査であれば、『陽性』かどうかを調べる場合、『陽性です』『陰性です』と、わかりやすく二択です。
しかし、杉山さんが受け取った回答は、
『陽性の可能性が限りなく高い』
なんと、中途半端な……

「多分、病院じゃないからだと思います。研究員さんが検査をしたってことじゃないでしょうか?検査をしたのが病院ではない、医師ではないのでそういうことになったんじゃないかなと思います。その時点でもろもろ連絡をとって病院に行って、改めてPCR検査をして陽性でした。ちなみに私が行った病院は、ちょっと面白かったんです。これはびっくりした情報で、病院の建物の中には入れないんです。電話をして、『この番号に電話してください』と言われた所に電話をすると、『建物外のこちらにまわってください』と、建物の外に侵入できるオープンな場所が3つくらいありました。駐車場に入るところで、軒はあるんです。グルっと囲む感じの、一人一人が入れる位のブース的なものを簡易的に作ってたんです」と、色々びっくり発言の杉山さんですが、そもそも、指定された病院が遠くても、徒歩か自転車か自家用車での移動とのことで、公共の乗り物はNG、タクシーもダメとのこと。
かなり具合の悪い状態の方の家族が車を持っていなかった場合、どうしたらよいのでしょう???

逆に、民間の検査結果が出るまでに、それなりに時間がかかるので、人によっては野放し状態なので、とても矛盾しています。

何とか、歩いてたどりついた病院では、一人ずつのブースに入り、医師から採血され、その血液で、PCR検査をしてもらい、見事『陽性』の結果だったとのこと。
最終的には薬を処方してもらって、帰宅して寝ていたという杉山さん。

「私の場合は胃に来ちゃったんです。食べ物が食べられない、飲み物もほとんど飲めなくなったんです。コップいっぱいの水を飲むのに数時間、ほんのちょっとの水でも飲めなかったんです。喉を通らない感じ……」と、ピークの時の状態を教えてくださいました。

どうやら杉山さんの場合、おちょこ一杯程度の水も喉を通らず、一番ひどいときは吐いてしまったということ。
飲まず食わずの1週間で、もともとスリムなのに5キロ以上やせたそうです。

実際に、『新型コロナウィルス』で亡くなられた方は、ほとんどが肺炎を発症し、複合的に色々な状況が起きて回復できずに悪化するという状況ですが、杉山さんの場合、幸い肺炎にはならなかったとのこと。

「咳はずっと続いていましたが、『風邪をひいたときの咳には、ネギの波動がいい』ということを結構前から言ってるんですが、テーピングで『ネギ』って書いたものをペタペタと肺のあたりに、押して凝ってる所に貼ってました。逆にそのくらいしかやることが無かったんです」と、杉山さんらしい対処です。

普段は飲まない『薬』も、少しは飲んだようですが……
なにせ、食事も水も喉を通らない状況下で、本当にかなり大変だったようです。

そして、辛かったのは、眠れないということ。

「結構眠れませんでした。私、一度寝ると、平気で8時間位寝ちゃうんですが、それが2時間おきぐらいに起きてしまうんです。寝れない、食事できない、水も飲めない。だから体力的には落ちますね。そういう意味で『新型コロナ』に対抗するには、もともと体力をちゃんとつけておく、抵抗力をちゃんとした状態に整えておく、このくらいしかないです」と、杉山さん。

また、ちょっとおもしろい情報を教えてくださいました。
「今、デルタ株が流行っていますけど、デルタ株って、オーストラリアがロックダウンしましたが、あれはデルタ株の関係なんですけど、状況証拠からするに、あれはほぼ空気感染です。水疱瘡と同じくらいな感染力で、状況証拠的にも空気感染すると思ったほうがいいんです。オーストラリアでは監視カメラを使って感染した人を特定して、その人の行動を追うってこともやってたんですが、すれ違っただけで感染したということも明確になってるんです。デルタ株までの変異株では飛沫感染と接触感染、これが通常とされていたんですけど、デルタ株は空気感染だと思っていた方がいいです。
これ多分、論文とか海外では多少発表されていると思うんです。もうちょっと後に1、2週間したら結構この情報は日本でも出てくると思うんです」

いやはや、恐ろしい!!

「マスクしていようが、手洗いしていようが、伝染る時は伝染ると思っていた方がいいです。『感染して陽性になったら、がんばって乗り越えるしかない。乗り越えたら抗体ができるんだ』位に思っていたほうがいい」とのアドバイス。
実際に感染を乗り越えた人の言葉は、説得力があります。

杉山さんの場合、最初にきつかった時期が1週間から10日、その後は、保健所から外出してよいかどうかの指示があるそうです。

「保健所からの指示で『出ていいですよ』と言われた日から出ていました。散歩もしないと体力が復活しないですから、少しずつですけど、歩いてました」と、杉山さんはおっしゃいますが、体力がなくなっている状態から、元通りの状態になるまでに1カ月以上かかっているようなので、元々体力がない方には、過酷といえます。

ワクチンを打っている方も打っていない方も、だれでも、感染する危険性があるようですし、一度感染して、抗体ができた場合でさえ、変異したウィルスが誕生すれば、また感染することもあり得ます。
杉山さんがおっしゃるように、体力をつけて、免疫力を正常にしておくことが何よりも重要なことといえそうです。

詳しくは、動画をご覧くださいませ。

杉山さんのサイトはこちらから
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