『ラジオdeハピネス』をスタートして8年以上。
色々な方のインタビューをしてきた中で、それぞれの方のこだわりに感銘を受けてきましたが、この方のこだわりは群を抜いています。
株式会社ピアノ百貨 代表取締役会長の石川さんです。
社名の通り、『ピアノ』を取り扱っている会社の会長さんなので、もちろん『ピアノ』には様々なこだわりがあるのですが、今日のお話は、『ピアノ』ではなく、『ハチミツ』
石川さんの『ハチミツ』への想いは、強烈なのです。
ご自身のための、思い通りの『ハチミツ』を作り上げるために25年という歳月を費やしておられ、その想いの強さと行動には、頭が下がります。
今年で86歳になられるとのことですが、実にハツラツとされていて、お顔はツヤツヤ、神は黒々。
染めていないという黒髪のおかげもあって、10歳は若く見えます。
若さと健康を維持する秘訣は、『食生活』
20年以上にも及ぶ研究と努力があるそうです。
「自分の健康のためにはどうあるべきかということは、自分なりにさんざん考えてきました。我々人間は20万年前に完成して、それから動物学的に進化してないわけです。人間の歯はどうなっているのかな?というところから、どういう食が一番自分に合っているのか?というふうに考えたんです。」と、おっしゃる石川さん。
確かに他の動物と人間の歯は全然異なり、独自の発展をしてきています。
上下半分のさらに片側半分の歯を見ると、臼歯、犬歯、門歯は、それぞれ5本、1本、2本となります。
石川さんの食の基本は、この5対1対2の割合で食材を決めているというスタイル。
「臼歯ですから、穀類が主で、なおかつ繊維質の高い食物は奥歯で、前歯は柔らかいもの、食い切るもの、果物とかですね。それから柔らかい野菜です。なおかつ我々の犬歯は犬の歯と違って退化してますよね?ですから、肉類はちょっと控えめに。」とのこと。
こうした食生活をしていく中で、さらに『ハチミツ』が特別なポジショニングなわけです。
石川さんのこだわり抜いた『ハチミツ』は、中国の一番西の一番北にある天山山脈で採蜜された特別製です。
漢方薬でいう朝鮮人参に近い使われ方をしている『党参(タンスン)』の花からだけ採ったということで、本当に貴重な『ハチミツ』なのです。
もちろん、農薬や化学肥料とは無縁に決まっていますが、石川さんのこだわりのポイントは、ちょっと特殊です。
「僕は『ハチミツ』を作る場合に一番こだっているのは酵素の活性値です。市販されている『ハチミツ』の場合は、酵素の活性値が3から5ですね。僕は日本中の養蜂家を訪ね歩いて、これならば使えるなという『ハチミツ』が、実は15だったんです。自分で作る方場合は、必ず15以上のものを作りたいと思いました。で、条件等々が合って、天山に幸せなことに行くことができまして、向こうで何とか15以上のものを作ろうと思って、6年かかって、やっと承諾してくれて………。自分の健康の為ですから、そんな苦労なんていう考え方が全くありませんでした」と、こともなげに石川さんはおっしゃいます。
しかし、中国の一番奥地へ、毎年毎年通うこと6年というのは、実に大変なこと。
そればかりか、承諾を得ることができて作り始めてからも、現地の方と毎年工夫を重ねてきたそうで、今や酵素の活性値は21以上になっています。
そして、石川さんのお話は続きます。
「僕自身が9年前に肝臓癌のステージ4を経験しています。非常に幸せなことに、立派な現代医学の先生に巡り会えて、立派に治りました。ところが1年たったら転移してるんですね。それから1年経ったらまた転移。その間は現代医学では『ハチミツ』はブドウ糖だということで、絶対にガンにはダメだと言われたんです。でも命がけで作った『ハチミツ』、何とかこれを活用したいと。代替医療といいますか、そういう分野の先生方を訪ね歩いて「実は命がけの『ハチミツ』があるんですけど、どうでしょうか?」と言って持ち出した時に、「あ!これは非常にいいよ」と。「せっせと摂りなさい」と言われ、肺がんが見つかってから今年で6年と半年になりますが、全部消えてなくなりました。自分の歯に合わせた食べ物を摂りながら『ハチミツ』を摂取することによって、まるまる6年と半年以上、ここまで全く何もなしです。元気でおります。」
『食』の内容によって健康は作られていくのだということを、石川さんは、ご自身の身体によって体現しておられます。
「糖尿病にも良いですよ。これは定評があります。甘いものはブドウ糖という頭がありますよね?でも『ハチミツ』は幸いなことに、ブドウ糖だけではなくて果糖というものが入っています。これが合わさって摂取することによって、ブドウ糖の悪い効能が一切消えてしまうんです。その結果として糖尿病も治るという実例がいっぱいあります。京都産業大学の方たちが『ハチミツ』を摂取することによって糖尿病が治るというエビデンスを作っておられます。」と、石川さんは教えてくださいました。
糖尿病には、甘いものはダメということから、『ハチミツ』も当然ダメと思いがちですが、いけないのはブドウ糖であって、『果糖』がほどよく入っている『ハチミツ』は、むしろ食べた方がよいというデータは、多くの医師たちが認めているのだそうです。
特に、古い文献の中には必ず、『ハチミツ』の効能として糖尿病への効果が書かれているとのこと。
「奈良大学の先生が提唱しています。朝、ティースプーン1杯、夜寝る前にティースプーン1杯。」と、石川さん。
糖尿病を患っている方は、毎日小さじ2杯の『ハチミツ』で、症状が改善していくようです。
当然、普通の方でもそれぐらいずつ摂っていくことで健康促進への効果が期待でき、さらに美容にも効き目があると石川さんはおっしゃいます。
『ハチミツ』博士のような石川さんが、ご自分の健康のために作られた『天山ハチミツ』
本当に貴重な品物で、毎年少量しか取れないため、手に入れることは困難ですが、普通に市販されている『ハチミツ』でも、きちんとした品物であれば効果があります。
ぜひとも日々の生活に取り入れていきたいものです。
詳しくは、動画をご覧くださいませ。