ハービー山口さんをはじめとする有名写真家に撮影してもらおう!
写真の世界観が大好きで、写真界へ恩返しがしたいと色々な企画を温めていらっしゃる田中丸さん。
今回も素敵なプランをご紹介くださいました。
過去にペンタックスというカメラメーカーに20年勤めておられた丸さんは、ペンタックス社のフォトサークル誌の編集をされていました。
愛用者の集いともいえるフォトサークル誌を、昔はほとんどのメーカーがそれぞれの冊子を作っていたそうです。
冊子の中では、プロ、アマチュア、色々な方が、より美しく撮影するためにどうすればいいかという様々な技術的サポートと作品の発表がなされていたのです。
「アマチュアの方も美しい写真を撮られますし、また、プロの方が提供されるお写真の美しさは半端ではありません。やはり憧れの存在でした」と、目を細める丸さん。
このフォトサークル誌の編集に関わっていらっしゃった丸さんは、当時、本当に写真漬けの毎日。
当然、写真家の先生方とのパイプ役でもあります。
原稿をいただきに行き、保管したりお返しに行ったりと、フォローすることがお仕事。
それ以外にも撮影会や文字校正などに追われつつ、お客さまの応対や、締め切りとの闘い……
目まぐるしい毎日でしたが、もともと忙しいのは大好きとおっしゃる丸さんにとって、大変ながら楽しい日々だったそうです。
今と違ってデジタルではありませんから、写真自体も、フィルムから印画紙に焼き付けます。
当然、印刷もその紙焼きから作っていくわけです。
今は全部デジタルになりましたから世界観がまるきり違います。
丸さんが担当されていた時代は、アナログの最後の最後の時期。
「それはそれはよき時代でした」と、昔を懐かしむ丸さん。
さて、そんな『昔取った杵柄』を活用して、写真界への恩返しのつもりで新しいことに取り組むというのですが、具体的にはどんなことをするのでしょう?
実は丸さん、つい最近、とあることでポートレート写真を撮っていただいたのだそうです。
その撮影を担当してくださった方が、とてもすごいプロの方。
プロと一言で言ってもピンキリですが、まさにトップクラスの方です。
その名も『ハービー山口』さん。
世界的に活躍されている方で、長くロンドンにおられました。
有名なミュージシャンの写真やジャズのアルバムのCD、レコードのジャケットの写真、海外の美しい女性の写真、お酒が美味しくなるような写真を撮られる方なのです。
なんと丸さんはそのハービーさんにポートレートを撮っていただいたのです。
やはり一生に一度は、自分の思い出に、そして子どもたちに残すための、家宝になるような良い写真を撮ってほしいと思う方は多いでしょう。
今はスマホの時代でたくさん写真が撮れますが、やはりプロの写真は、まるきり違うものです。
その上、印画紙を使ってのポートレートをハービーさんにお願いしちゃおうという、飛んでもない企画なのです。
超が付くほどのプロの方に、一般人が写真を撮っていただけるチャンスは、ほぼゼロです。
ご縁自体がありません。
そして、印画紙。
既に絶滅危惧種かもしれない『印画紙』は、デジタル出力では得難い独自の風合いがあります。
今また新たな写真ブームが来ていますが、印画紙を知らない世代の方々もたくさんおられるでしょう。
もしかしたら、初めて見る印画紙に、戸惑うかもしれません。
例えて言うなら、今はスマホの時代ですが、かつては黒電話の世界でした。
今の子どもたちは黒電話のかけ方がわからないわけですから、『印画紙』もしかり。
とびきりの印画紙メーカーであるスイスのイルフォード社の製品と、ハービー山口さんの写真。
ファンの方ならよだれモノの企画です。
とある素敵な会場を借り切って、ティーパーティーを開催。
その会場にハービーさんにお越しいただき、光の綺麗な場所での撮影会。
プロのモデルさんではないのですから、撮られる方は緊張してしまいますが、パーティの楽しい雰囲気の中、飛び切りの瞬間を撮っていただけるので、間違いなく、素敵な笑顔が残せるはず。
想像しただけで楽しそうです。
もうすでにハービーさんからは「ぜひやりましょう」と許可をいただいたそうです。
後は日程調整と価格です。
詳細が決まり次第、丸さんのFacebookでご紹介してくださるそうです。
詳しくは、動画をご覧くださいませ。