『龍体文字』、そして『フトマニ図』をご存じでしょうか?
聞きなれない言葉なのですが、共にとてもエネルギーの高いモノということで、『龍体フトマニ書の会』代表の大坪與七郎さんに、どんなものなのかをうかがいました。
そもそも、『龍体文字』とは、日本に漢字が伝わる以前に使われていた神代文字(じんだいもじ)の一つとのこと。
漢字が伝わった時点で今まで使っていたそれぞれの王国・部所で使われていた文字は全部抹消されてしまったらしいのです。
漢字を広めようと言うことで、文献として残っているのは今のところ30種類だけ。
神代文字で有名なところであれば、ヲシテ文字や阿比留文字(あびるもじ)、その辺がメジャーなところですが、龍体文字については残念ながら残っている文献が少ないようです。
そして、『フトマニ図』は、古代神の宇宙を描いた図形なのです。
宇宙の中心からまず始まって、この宇宙が右巻きと左巻きのエネルギーでできてきたことを表しているのです。
古代人の宇宙感を表しているのですが、一方では神様の座席順とも言われているそうで、48柱の神様が描かれています。
『フトマニ図』は、カタカムナであったり、ヲシテ文字だったり、使う文字によって作品の持つ波動が変わります。
大坪さんは、『龍体文字』の波動が強いと思われて、龍体文字を使って作品を描かれています。
この日お持ちくださった作品も圧巻。
圧倒的な魅力で吸い寄せられてしまうほど……
お軸に仕立てられた作品は、『龍体文字』で描かれた『フトマニ図』を中心に、なんと5000文字以上の『龍』という文字が純金と純銀で折り重なるように書かれています。
『龍』という文字も、よく見ると形が少しずつ異なります。
うかがってみると、100種類もの『龍』の文字が使われているとのこと。
長い長い中国の歴史の中では、『龍』は皇帝のシンボルでした。
そして、色々な書家の方々が、時代に合わせて『龍』という文字を書いたのです。
大坪さんが使われている『龍』を表す100の文字は、その中から選ばれた選抜チームなのです。
この選抜チームの『龍』の文字で、純金と純銀で重なり会うように何回も何回も書くのですから、とんでもなくパワフルで、ぱっと見た瞬間「なんだろう?これは?」と吸い寄せられます。
その上、とても美しいのです。
折り重なる金と銀の『龍』
なぜこのようにしたかと言うと、圧倒的な力が出るからだそうです。
見る人が立ち止まるような圧倒的な力なのです。
実は大坪さんは、かつて日展に出展されていました。
そこでは圧倒的な作品を作らなければいけないのです。
大坪さんの師匠が
「1m×1mに饅頭を百個並べるような作品を作ってはいけない。それはつまらない。両手いっぱいに何万個と言うゴマを持ってフワッと巻くような作品を作れ」とおっしゃられたそうです。
「「なんだこれは?」「頭が狂っているんじゃないの?」そういう作品でないと感動を得られません。立ち止まってもくれませんね。日展なんかだと審査員が手をあげてくれません。だから、そういう作品を作ってたんです」と大坪さん。
その名残で、龍をいっぱい書くことによって圧倒的な力を出そうという思いで、この作品を描かれたのだそうです。
神事に使われるような麻の布を、大地のエネルギーの高いインドのベンガラを使って染めています。
美しく力を持った布の真ん中に『龍体文字』で描かれた『フトマニ図』
周りを純金と純銀の5000を超える『龍』の文字。
どこをとってもパワフルです。
ぜひ皆さんに実物を見ていただきたいです。
こういった作品をFacebookなどに載せると、欲しいとおっしゃる方が結構いらっしゃって、出来上がった作品は、ご縁があるところにみんな行ってしまうのだそうです。
大坪さん曰く、作品が行く場所を選んで行くのだとか。
龍はもともとエネルギーを持っていますが、大坪さんが作品を書かれているうちに無心になる瞬間があり、そこに龍神様が宿り、作品自らが好きなところへ行くというわけです。
つまり、行く先とは龍の住処ということになります。
行った場所がパワースポットになり、繁栄するのだそうです。
さて、最後になってしまいましたが、大坪さんのご本業は、暖簾(のれん)屋さん。
與七郎さんというお名前、なかなかに古風ですが、実はこのお名前は、110年前、明治43年に名古屋で暖簾屋を始められた、ひいお爺様のお名前。
暖簾屋を継ぐことになった時、家庭裁判所へ行って改名の手続きをなさったのです。
なるほど、歴史を感じる重みやパワーが感じられるお名前です。
そんな大坪さんが、『フトマニ図』や『龍体文字』のワークショップを開催してくださっているのです。
このこともうかがいたいので、大坪さんには次週、続けてお話をうかがいます。
詳しくは動画でご覧くださいませ。