ロッキー田中さんが撮影される写真には、目の前に広がる世界を映しとっただけではない『何か』が写り込んでいるように思えます。
今回ご紹介いただく作品も、見るからに神々しい『富士』の姿と色合いが、見る者の心を惹きつけます。

『天の霊峰』というタイトルが付けられた、この作品についてお話いただきました。

「自分は今高度1600メーターの山の林道の上にいるんです。麓から見ると、空は一面雲に覆われているのです」とおっしゃるロッキーさんは、地上の天候は曇り空であっても、その雲の上には別世界が待っていることを、身体で覚えていらっしゃいます。

「今、日本中の林道が整備されていますから、車で行けるんです。40分で……。『丸山林道』がこの場所なんです」と、ロッキーさん。

いつもいらっしゃるという『櫛形林道』という場所は、高度1200メーター。
その高度からでは、『富士山』はまだ雲の中なのだとか。

「数日間天気が良くない状態だったんです。この雲の上に出るには1200メーターでは足りない。あと400メーターの、『櫛形林道』の上の『丸山林道』まで行けば、1600メーターまで行ける」と確信があるロッキーさんは、さらに上を目指されます。

しかし、プラス30分の道のりは慎重な運転が必要な林道です。

とはいえ、ロッキーさんの頭の中には、この作品の出来上がりのイメージがしっかりとできているのでしょう。

「『よく来た。ここまで来た者に姿を見せるぞ』と、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)が言われたんです。ここまで行ったらここまで見えて、ここは秋の時は条件が良い時はこれになることがあるんです」と、ちょっと興奮して「これ」が現れた奇跡の瞬間を振り返り、『これ』ばかりになってしまったロッキーさんですが、これは、きちんとしたデータとイメージのもとに行動され、手に入れることができた作品です。

そして、もう一つ、同じ『丸山林道』で撮影された作品もご紹介くださいました。

こちらは、この9月に発表されたばかりの『明響の空』
見事な色味の雲と空のグラデーションの作品ですが、この作品は、いずれ日を改めて詳しいお話をお聞かせいただこうと思います。

どちらの作品も、雲の上の世界という、この場所まで行かなければ見ることのできない特別な景色です。

「なぜこの作品を発表したかと言いますと、この2年間日本中が大変でしたね?全然好まないことを押し付けられたり、いろんなことがありましたね?行動も制限されたりして、あんなことをすると、みんな身体が弱ってしまうし、心もまいってしまうんですよね。やっとそれを乗り越えて普通の時代が来て、もっともっと普通になっていけばいいですね。それで、『心はいつも日本晴れ。どんなことがあっても自分の心はいつも雲の上にあるように。雲の上はいつも晴れているんだよ』という気持ちでいれば大丈夫じゃないですか?」と、ロッキーさんはおっしゃいます。

日本中の、低迷した心の状態を吹き飛ばしたい。
そんな気持ちを込めてのこの作品。

目の前の状態だけに囚われず、雲の上に広がっている、実際にある別の世界を知っているだけでも、モノの見え方が変わってきます。

さらに、こうした気持ちを込めて、ロッキーさんがこの時期毎日なさっているのが、『ときめきの富士カレンダー』へのサインです。

「今朝書いたのは、『雲の上はいつも晴れ。雨が降るから虹が出る。日々心新たにその先へ感謝無限大』……。たくさんの人からお便りを頂くんです。『うれしかった』『届いた』『やったー』と……。半分くらいの人が、自分の手元からカレンダーがなくなっちゃうんですよ。うれしくて……」と、うれしそうに話してくださるロッキーさん。

そうなんです。
良い言葉が書かれていると、うれしくなって、どなたかにプレゼントしてしまうという現象が多発します。

「人にあげた人が貰う人なんです。幸せを。そういう意味で、富士山がみんなの心にあればいいし、大きな額で、なかなか壁が空いていないと言う人が多いですが、カレンダーぐらいは飾ってほしい。『天の霊峰』は、きっと、『前向いて行こう、がんばっていこう、平気だよ』という気持ちになれるような作品だと思うんです」と、ロッキーさんはおっしゃいます。

実は、女性からのリクエストがとても多いという、この作品。
色合いがとてもやさしい作品なので、白を基調としたお部屋にも、すっとなじむからかもしれません。

「静岡県と山梨県の間です。南アルプスがずっと山梨県側の方に来ると、端っこの山にこういう『丸山林道』とか『櫛形林道』というのが繋がっています。ついこの間、静岡県の清水から甲府まで一直線で中部横断自動車道が開通しました。あの道沿いにあるのが富士川っていう川なんです。かなり北のほうに、ここに登って行く林道があって、実は普通の人も車で行ける、今非常に安全な道になっているんです」と、ロッキーさんは解説してくださいましたが、行けばどなたでも出会える風景ではないようです。

天候と時間。

しっかりとデータをお持ちの上で、天からのインスピレーションを受け取れるロッキーさんだから出会えるのだと思います。

「100回行けば、かするかもしれません。11月30日の時でしたね。曇天だったけど、雲の上にはそこに来た朝日というのが、空を金色に変えてくれて富士山と共演したわけです」とのこと。

やはり簡単には、奇跡の瞬間には巡り合うことはできないようです。

「この雲が、いろんな雑事、いろんな事があろうとも、まっすぐ向いていこうという気持ちになるじゃないですか?『行く手には光が待っているよ』と……」こうおっしゃるロッキーさんの想いが、この作品をお持ちの方には、きっと届いていると思います。

見る方の心に、たくさんのメッセージが伝わるので、美しいだけではない『ときめきの富士』に心惹かれるのでしょう。

詳しくは動画をご覧くださいませ。

■ ロッキー田中 ときめきの富士 公式ホームページ
● 皆が見たことのない、なんとも言えない素敵な富士山の写真が、ここにあります。

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現代の北斎 ロッキー田中の『ときめきの富士』一覧

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