『ラジオdeハピネス』の杉山明久実(めぐみ)です。
8年半続いたこの番組も、とうとう最終回を迎えました。
今年に入った時点では、あと2年続けて10年まで頑張ろうと思っていたのですが、2月4日の朝、目が覚めたとたんに、「3月いっぱいで終わりにする」というメッセージを受け取り、その通りにすることにしました。
番組の始まりも唐突で、それこそあり得ない状態でスタートした番組です。
そんな番組にふさわしい唐突な終わりは、むしろちょうどいい感じに思えます。
実のところ、この2年ほど体調不良をおして番組を続けてきた側面があり、無理してまで続ける意味を自問自答していたということもありました。
身体が思うように動かず、身体が動かないレベルと期間に応じて、体重は増え、老化が進行し、鏡を見ることが苦痛に感じておりました。
そのため、最終回の動画を撮影したにもかかわらず、音声のみの公開とさせていただきました(ちなみに音声の内容は、この文章と全く異なる、スタッフのだらだらトークです)。
この8年半という時間は、『ラジオdeハピネス』という番組の成長と同時に、『杉山明久実』という人間の成長の時間だったとも言えます。
スタート時点と、現在の人間関係は大幅に変化し、新しい出会いとご縁の中に、今はおります。
その時々に運ばれてくる『ご縁』の大切さと面白さを、まざまざと感じさせてくれたのは、この番組のおかげです。
誰もが成長の過程にあり、その成長は人との交わりによって起こるものだと痛感しております。
そして、子どものころは話すことが苦手で、友人もいなかった時代を振り返ると、まるで今の状況は夢のようです。
文章を書くことが大嫌いで、宿題の作文から逃げ、卒業論文を書かずに大学を卒業した人間とは思えない、毎週の記事の作成は、よくぞ続けられたと思います。
もちろん、番組のスタート前には、どちらも克服していて、司会の仕事や作家としての執筆はしていましたが、毎週毎週、休むことなく続けるという、一番苦手なことを克服しつつ、『話すこと』『書くこと』をやり切れたというのは、大きなギフトとなっています。
自らの中にある、力を発見し育てていくという体験は、ラジオという媒体とYouTubeやホームページという記録の場があったからこそ。
自分で設定し、自分で強制していたともいえるのですが、人の目にさらされることで、止めずに続けることができたと思っています。
また、3月は卒業シーズン。
桜が咲き始めたこの季節に、一つの区切りをつけ、新しいことへのチャレンジをしたいと考えております。
そう遠くない未来に、別の形でまたお目にかかれると夢見ています。
ダイエットとリバースエイジングにもチャレンジしているので、ぜひとも成功させて動画でお目にかかれるようにできたらと思います。
この8年間、この番組を支えてくださった視聴者の方々、ご出演くださった皆様、そしてレインボータウンFMのスタッフの方々に、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。