痛みのある部位にほとんど触れないという『横山式筋二点療法』を銀座で提供されている、横山友香さん

普通のマッサージでは、その一瞬気持ち良くなっても、長年抱えている肩や腰の痛みの根本的な解決にはいたりません。
そういう方に朗報です。
多くの施術家に伝授されているという施術法、『横山式筋二点療法』の副会長、横山友香さんにお話をうかがいました。

『横山式筋二点療法』では、そもそも痛みのあるところには、ほとんど触れないのですが、徐々に痛みが和らいでいくという、とても不思議な施術方法なのです。

「なぜ首が痛くなったのか？また、どうして肩がいつも凝ってるのか？という大元の原因を探しながら行うという施術法なんです」と、横山さんはおっしゃいます。

実際に施術を受けてみると、きっとびっくりされると思うのですが、揉んだり押したりすることはない、『なでる』、『さする』という感じのやさしい触れ方。
しかも、痛みを感じているところとは離れた場所に触れていくのです。
どうしたらこのような方法を発見できたのか、謎です。

この『？』について、横山さんが教えてくださった内容に、またビックリ！
「この療法が誕生したのが昭和６０年なんですけど、私が４歳から３０歳まで喘息で入退院を繰り返していたんです。西洋医学の治療はほとんど行いました。ただ残念ながら、その治療法では治りませんでした。小学校６年生の時に、『あと３０分遅かったらもうこのまま終わり』っていうところまで来た時に、素人だった母が、『病院で治らないのであれば、私が施術家になってやる』と言ったことが、この療法の誕生のきっかけです」とのこと。

もしも、横山さんが健康体のお子さんであったら誕生することがなかった療法であり、施術家ではなかったお母様が、長い時間をかけて発見された、『母の愛』が詰まった施術法といえます。

長年の喘息を解決できた方法ですから、筋肉の凝りの解消だけではなく、内臓の不具合に関してもアプローチできるのです。

「まず、初めていらした患者様にいろいろお聞きすることもあるんですけども、目を見れば嘘をついてるかどうかってわかりますので、その表情の裏にある色々なことを、魂の声だったりとか、そういうのを読み取ながら施術させていただいていまして……。ただ痛い所を刺激をするだけでは良くならないです。気持ちは良いですよ、その瞬間だけは……。でもやはり痛みが戻ってしまうということは、『痛みがある所以外にも答えが潜んでいるんですよ』っていうことを理解していかないと、もっと奥深い施術はできないんだなと思いながら日々勉強しています」と、おっしゃるとても謙虚な横山さん。

痛みの根本原因をしっかりと探っていく姿勢は、会話の端々からも感じ取れます。

実際の施術では、「ここに触ったときの感じを覚えておいてくださいね」と言って、痛みのある場所に触れたあと、次は全然違う所にアプローチして、さするように触れていきます。
その後にもとの所に戻って、「さっきとどうですか？」と言われた時には、全く違う状態に変化しているのです。
一回の施術では治りきらないような症状だとしても、痛みが和らいだり、凝っていたところが柔らかくなっているはず。

さらに、この施術を受けると、女性なら大喜びするオマケがあります。
なんと横山さんは『美容家』でもあり、顔に触れることなく、リフトアップや小顔効果が起こるのです。

「目尻のシワが、とか、ほうれい線が、とか、写真撮ると『いつも反対・左側の口角だけ下がっちゃうよね』とか、いろんな悩みをお客様は持っていらっしゃるんです。同時にそれができたらいいなと思って、まず最初に症状をお聞きして原因を探りながら……、若返りには、フェイシャルだけをやるには限界があるんです。目じりとか口元の歪みとか、関係する身体の場所がいくつもあるんです。１個２個じゃないんです。先に写真を撮らせていただいて、そして写真をビフォーアフターで見て頂くと、その場で感じていただけます」と、横山さんはおっしゃいます。

身体の痛みや不具合を調整するのと同時に、もしくは、『若返り』をメインにして施術していただくことで、顔の状態は大きく変化していきます。

「皆さんお忙しいですから、整体に行く日とか、エステに行く日とか、それよりも、同時進行でできたら時間短縮もできるのかなと思いまして……」と、にこやかにおっしゃる横山さん。

時間的にもお財布的にも、とてもありがたいお話です。

しかし、顔に触れることなく変化を起こせるということは、本当に不思議な技術ですが、こちらもお母様が発見されたとのこと。

「今８６歳なんですが、毎日自分の顔を見て実験しています。『まだ研究するか？』って感じで……。生涯勉強。結果が出たらすぐ連絡が入って来て、『これはこうだからやってみなさい』っていう感じです」と、横山さん。

実にすごいことです。

こうして、日々進化を続けている施術法の『横山式筋二点療法』ですが、２７年前から、全国各地の施術家の先生たちに施術の方法を教えていらっしゃり、北海道から鹿児島まで、卒業生が３０００名も誕生しているのです。

「『なんで4歳の時に喘息になったのか？なぜそれがなかなか手放さなかったのか？』深い所で意味が理解できたときには、納得するとともに、『同じようなことで悩んでいる患者さんに対してもアプローチの仕方が変えられるんだ』と、大変いい勉強なりました」と、さらりとおっしゃる横山さんの笑顔は、とても素敵です。

世の中には、多くの施術家がいらっしゃり、それぞれのアプローチがありますが、『横山式筋二点療法』は、誕生するまでの歴史も現在までの進化も、『人』をきちんと見てきたからこそ、本当の効果をもたらす技術として確立されていて、一般的な施術方法とは大きく異なると感じます。

『目の前に見えている結果の奥にある、根本を見つけ出すこと』。このことは、人生の多くの事柄にも言えること。

身体に悩みを抱えている方は、ぜひ一度体験してみていただきたい療法です。

詳しくは動画をご覧くださいませ。