情報をキャッチするために重要なものである『アンテナ』について、あおいくまさんはたくさんの作品を作られています。
実は、先月に引き続き今回で3回目の『アンテナ』
新たな角度から捉えた、クマさん流の解釈とは?

人間の『アンテナ』は意識が変わると周波数が変わるため、キャッチする情報の量と質が変化することを、くまさんから教えていただきましたが、こんな見方もあるんだと、追加の情報をいただきました。

それは、『方向』『集中』『情熱』というキーワードで自分の『アンテナ』をチェックするということです。
どの方向に『アンテナ』を向けるかは各自の自由ですし、入ってきた情報の内容を選択するのも各自の自由です。
また、方向を変えなくても、身体、精神、魂をどのくらい集中させるか?情熱をどのぐらい注ぐか?によって感度が変化しているのだとクマさんはおっしゃいます。

『アンテナ』の感度、精度が高まると、外から入ってくる情報だけでなく、自分の身体の遺伝子が記憶している様々な情報も、『思い出す』という形でキャッチできるようになるそうなのです。
そして、入ってくる情報は、感度によって同じ項目の内容も、『分裂/一体』『不足/充分』『善/悪』『有限/無限』というようにに、間逆の形で入ってくることがあるというのです。

「『思い出す』というのは、全てなんです。全てという意味は、宇宙そのものと同じで、その過去から未来も含めて全てのデータ情報がそこに入っていると……。桁違いに大きな話なんです。宇宙規模です。もう一つ大事なことを言えば、自分というものを考えた場合、『女性がいるから俺は男性だ』と認識できる。背が高い人がいれば、自分は低いと思うし、逆に背が低い人がいたら自分は(身長が)高い。対象があって自分の自覚ができる」と、クマさん。
恐ろしく壮大なお話になってきました。

「今日のテーマの一番大事なことは、全ては『思考』から始まるんです。『今日あそこへ飲みに行こう/いや、やめておこう』という、それは思考から始まります。『思考』というのは、教育されている『思う』『考える』という字を書くんですが、僕は違うんです。『し』は、『始めの考え』と書くんです。『始めの考え』だから、『行く』という考えで今日の行動をするのか、『行かない』という考えで今日の行動をするのか、がスタートラインです」と、教えてくださるクマさんの『思考』はどうなっているのやら??
いつもながら、とても深いところで物事を見ていらっしゃいます。

「スタートラインよりさらに先があるんです。それは『してん』なんです。こっちから見ている『視点=四点』で『思考』が始まるんです。右から見て、『あの野郎!憎い野郎だ』と思っている『視点』と、『いや、あの方は善人ですよ』という『視点』では、全然『思考』が変わってきます。ことは原点。原点のベースになる『視点=四点』というのがポイントです。右から見た『視点』なのか、左から見た『視点』なのか、上から見た『視点』なのか、下から見た『視点』なのか。それに気づくこと」とクマさん。

おっしゃる通り、自分の目で見た観点だけで『思考』をスタートさせていることがほとんどですが、別の角度の見え方を考慮に入れるという感覚を持つだけで、全ての事柄に変化が起こる可能性があります。

こうしたことに気が付く、クマさんの『アンテナ』の感度はかなり高性能ですが、普段から工夫されていることはあるのでしょうか?

「やはり『集中』ですね。それと『情熱』、これも大事です。よく言いますよね?『俺は能力がない』と。能力は人間全部平等に持っています。あなたもわたしも。自動車に例えれば、スーパーエンジンをみんな持っています。だけれど問題は、そのエンジンを上手に使うか使わないかで決まるのです。人類で最もエンジン、能力を使ったのは、アインシュタインです。でもあの人でさえ、1割程度なんです。私たちは数%しか使わずに一生を終えるんです。いくらでも使えば能力はあるんです。その、使う能力は何かというと、自動車にたとえればガソリンです。ガソリンが『情熱』なんです」と、力説されるクマさん。

「僕はよく言うんです。『ここから九州の先端まで行きましょう』と、二人で競争するんです。一人は若者で新車です。僕はほとんどボロボロの車です。『皆さんどっちに賭けますか?』と言えば、みんな若者に賭けるんです。結果どうなるかというと、僕の古い自動車が向こうに到達するんです。原因は何か?若者は勢いよくスタートするんだけれども、途中、浜松あたりで、ガソリン切れでエンストしてるんです。僕はガソリンはバッチリ積んでますから、のろのろだけれども必ず到着します。いわゆる『ガソリン=情熱』なんです。『能力』ではなく、『ガソリン=情熱』なんです。『俺は能力がない』と思ってると、とんでもない。能力は全員100の高性能エンジンを持っています」と、おっしゃるクマさん。

このお話をうかがうと、続けていく『情熱』を持つことや、続けるという実際の行動によって、起こる結果を知らぬまま、できていない自分を、単に『能力』がないと言ってしまっていることに気づかされます。

そして、クマさんのが今までに起こされた数々の奇跡的な現象(たった1年間で、大企業のゴミの問題を約90%解決した例など)は、クマさんの『知恵』と、『集中力』『継続』の賜物ですが、本当に横道にそれずに『集中』することで、結果が出ています。
まさに童話の『ウサギとカメ』のお話通り。

「横道にそれなければそれだけの高性能エンジンを持っていますから、自分に自信を持ったほうがいいです。ポイントは、自分流に、自分の身体に相談すること。私の縄跳びが、20年、30年続いているのは、自分の身体と相談しているから」と、はっきりクマさんはおっしゃいます。

クマさんの縄跳びは、玄関先にぶら下げている縄に触ること。
「触るだけで私の縄跳びです。他人からすれば、『それはおかしいんじゃないの?』と言うかもしれませんが、他人がどう言おうか、自分の身体に相談した結果、自分は触るだけ(でOK)だから。だから皆さん、聞かれた方は、自分の個性を大事にされて、自分の個性に合わせて何ができるのかですが、個性を伸ばしたほうが楽ですね」と、クマさん。

確かに、縄跳びの縄に触るだけの状況を『縄跳び』というのは、もはや『縄跳び』ではないかもしれませんが、クマさんがおっしゃりたいことは、『続けている』と自信をもって言えることがちゃんとある、という事実。
元々は、きちんと跳んでいたクマさんが、具合が悪いときに身体と相談した結果、生み出された『触るだけも有り』という、一日も休まずに続けていくことができる、クマさん流の特別ルールなのです。

あくまでも『自分流』が大切だとおっしゃいます。
結局、自分の力をうまく活かして、自分の力を信じることができるようになった分、『アンテナ』の感度も上がっていくようです。

詳しくは、動画をご覧くださいませ。