誰もが喜ぶ、おいしいお菓子!今は、たくさんの選択肢がありますが、素材も味も本当に満足できるものに出会えると、心が躍ります。
そこで、自信をもってお勧めできる『KUNの焼き菓子』のオーナー、KUNさんこと長倉久美さんにお話をお聞きしました。
「普通に焼いています」とKUNさんはあっさりおっしゃるのですが、こちらのお菓子は本当に美味しくて、特にチーズのサブレは、山盛りで食べたいくらいの絶品です。
ギフト用のパッケージもKUNさんのチョイス。
とてもセンスが良くて、箱を開けるのがもったいないくらいなのですが、中には、お菓子がぎっしりと詰まっています。
壊れやすいお菓子は、ちゃんとエアパッキンで包まれていて、閉じる部分のセロテープは、端がちゃんと折り返してあって開けやすいのです。
こうした柔らかいお菓子は、口に入れた途端にほろほろと溶けてしまうほどに繊細です。
KUNさんご自身もこの壊れやすいお菓子を詰めるたびに苦心なさるそうですが、お任せのギフトの際には、ついチョイスして入れてしまうとのこと。
万が一壊れて届いてしまった時のために、「壊れていたらごめんなさい。でも、敢えて入れさせていただきました」と書かれたメッセージのしおりが入っています。
そうなんです、KUNさんのお店では、決まったセットもありますが、予算内でお客様が自由に選ぶことが多いのです。
そうしたときに、お客様からのリクエストにプラスしてKUNさんが残りを選ぶことがあるわけです。
また、お客様に「味はいいけど食べにくいわ」と感じてしまわれては寂しいので、プレゼントであれ、相手先の情報をくださいとお願いするKUNさん。
送り先の家族構成までうかがってチョイスするそうです。
たとえば、ご年配のお客様に固いお菓子や、歯に挟まってしまうようなボリボリしたものは入れないようにと、相手の方を思い描きながら選ぶのです。
人の好みは様々ですし、柔らかいもの、歯ごたえがあるお菓子、色々な食感を楽しんでいただけるようにと、相手の方を想いながら選んだ詰め合わせには、KUNさんの人柄がそのまま表れています。
さて、今ではすっかり『焼き菓子』のお店のオーナーさんというKUNさんですが、ずっとお菓子を作っていたわけではなく、かつては会社員としてお勤めもなさっていました。
会社員とお菓子屋さん、二足のわらじを続けていた時期もあったそうです。
女性が起業していくステップを上手に歩まれ、完全にお菓子屋さんとして独り立ちされたのが10年ほど前とのこと。
昔からお菓子作りは大好きで、まずは食べるのが大好きだったKUNさん。
お店を出すにあたり、情報を集めるために、とにかくいろいろなお菓子を買って食べたのだそうですが、「きちんと自分でお金を出して買うことが大事」という想いで、自腹を切ってお菓子屋さんを巡ったのです。
ここにもKUNさんらしさがあふれています。
こうして、多くのお菓子を試していった結果、KUNさんは、『焼き菓子』というジャンルを選んでお店をスタートされたのです。
ホームページを拝見すると、何種類ものお菓子をたったお一人で作られているので、さぞかしご苦労されているのかと思ったら、お菓子作りが大好きなKUNさん、作ることが大変なお菓子はないとのこと。
しいて言うなら「手間がかかるお菓子の注文がたくさん入ると、流石に大変だと思うのですが、人気があるからメニューから外せないなと思えば苦労もなんのその」と、幸せそうにおっしゃいます。
そもそも出来上がるまでに長時間かかるお菓子の中にも、生地を寝かせたほうがいいもの、パンのように成型して作ったらすぐ焼いたほうがいいお菓子など、手間はいろいろだそうです。
最短時間で作るお菓子はどのくらいでできるかというと、多くのお客様がチョイスなさる
フィナンシェで、なんと一時間もあればはできるそうです。
フィナンシェと言えば焼き菓子の好きな方には欠かせないお菓子ですが、実は簡単に作れるのだとか……
とにもかくにも、KUNさんのお菓子は口に入れるたびにワクワクする上、食べたことがない食感と味わいが楽しめます。
いっぺんに食べちゃうともったいない、お菓子たちなのです。
例えばサブレタイプのものは本当に薄くてビックリ。
軽く歯が触れただけで、さくっとした感触とともに、口の中でパラパラとほどけてけていきます。
そして、たった今の季節なら、甘夏のケーキと甘夏のクッキー。
ありそうでなさそうなこのお菓子は、さわやかな甘夏の味を出すためにKUNさん独自の工夫があるそうで、練りこんである甘夏が口の中で広がってとてもハッピーな気分になります。
間もなく終わってしまう夏の期間だけのお楽しみのお菓子です。
最後に、これから秋に向けて次に出てくるお菓子は『栗』!
素材にもこだわりをもつKUNさんがチョイスする『栗』は、当然ですが無農薬。
お砂糖も身体を温める種類のものを選び、美味しさと身体への配慮もされているのです。
どれを食べてもハズレがなく、ともかくおいしいKUNさんの『焼き菓子』を、ぜひぜひお試しくださいませ。
■ KUNの焼き菓子
● 焼き菓子の注文販売「KUNの焼き菓子」に興味のある方は、こちらをご覧くだい。