世の中で問題になっていることでも、自分に直接関係ないことの場合、なかなか深く知ることがないまま過ごしてしまいます。
とはいえ、できることから少しずつでも関わっていくことは大切です。
『189(イチハチキュー)』という映画では、児童虐待に関して、解決への第一歩をわかりやすく伝えてくれる作品です。

地域猫活動という形で、猫のボランティア活動なさっている山本恵美さんが、『189』についてお話してくださいました。

「心と身体のライフコーチという仕事をずっとやってます。心の方は魂レベルのコーチング、身体の方はボディーメイキング、ヒーリングを含めて整えるという、両方からのアプローチ。心と身体がバランスをとって健康、豊かになるということなので、私自身の体験を含めて、この仕事に行きつきました」と、おっしゃる山本さんは、お仕事の傍ら、20年以上もボランティアとして地域猫活動を行っていらっしゃいます。

この活動を通して、動物虐待や、人の心ない言葉や態度から、様々な問題が起こるということを肌で感じているお一人です。

そのお仕事のつながりから、この『189』という映画に早くから出会われた山本さんは、ぜひともこの映画のこと、児童虐待のことを知ってほしいと願っています。

タイトルの『189』は、実は電話番号。
読み方は「いちはやく」とのこと。

「後を絶たない児童虐待。世界の闇に挑む衝撃の話題作。いち早く救い出すために」と、ポスターに書かれています。

ジャニーズの中山優馬さん、夏菜さん、吉沢悠さんらが出演しています。
監督は、加門幾生さん。
木村拓哉さんが出演していらしたHEROでは、演出補として活躍されていた方です。

「……熱演してまして、ほんとにハートに響きますので、ぜひこれから自主上映になるんですが、ご連絡いただければ、自主上映おつなぎいたします。目で見て耳で聞いて体感していただきたいと思います。これ、ハッピーエンドに終わるお話なので、児童虐待だけの映画ではないんです」と、おっしゃる山本さん。

昨年12月に上映され、今は自主上映のみでご覧いただけるとのこと。
自主上映を企画して、上映会を開くこともできるそうです。

「吉沢悠さんが虐待する父親の役なんです。いつも穏やかな優しい役なんですが、ほんとに覚悟を決めて熱演をしてらっしゃるので、ぜひ目で見て耳で聞いて頂きたいと思います」と、山本さん。

映画のチラシにはこんな言葉が書かれています。
「いち早く助けを必要とする子供のために、映画『189』は、近代社会問題化する児童虐待をテーマに、虐待する親、虐待される子供達、それを守る大人達、そして一番前線にいる児童相談所の所員達について発信します」

2020年11月18日のデータでは、児童虐待、最多193,000件と厚労省が発表しています。

「警察ですと、自分の情報を話さなきゃいけないじゃないですか?でも『いち早く(189)』の番号は、『虐待かも?』でいいんです。自分の個人情報は伝えなくていいです。その『189』を回すダイヤル一つで、一人の子供の命が助かる可能性があるので、『かもしれない』と思っただけでいいので、ぜひいち早く『189』を鳴らして欲しいんです」と、山本さんは伝えてくださいます。

今現在、1日に600件ほどの通報があるそうです。
そして、実際に1週間に一人の児童が虐待死しているとのこと。

「大切な子どもたちなので、それを守っていくことが、私たち大人の役目でもあるんです。やはり見て見ぬふりをしない、それが大事で。私、地域猫活動を23年やっているんですが、動物の虐待……猫だけではなくて、子どもの虐待につながります。いじめ問題も、やはり親だったり周りの大人たちの一言が、いじめのきっかけになることもあるし、活動の現場をやっててそれを感じたんです。連鎖するじゃないですか、虐待は。そこもやっぱり、今の子どもたちの心の在り方を育てていく教育が、これからとても大切になると思います。日本だけじゃなくて。こういう連鎖で育った大人たちのマインドセット、そこに目を向けて手を差し伸べて、子どもだけじゃなくて、そういう大人たちにも手を差し伸べて変えていく世の中になっていければいいなと思います」と、熱く語る山本さん。

虐待を受けた子どもたちが、大人になって結婚して子どもをもうけた時、同じことをするという例が多いという事実や、虐待してしまいそうで怖くて産めないという方がいらっしゃるのが実情です。

実際のところ、今の日本では、子どもを産んで育てることへの不安が多い社会といえます。
40~50年前の昭和の時代であれば、人数の多い家族の中で子どもは育ち、隣近所とのかかわりの中での子育てが存在していました。

ところが、今では一人親家庭も増え、両親が揃っていても、仕事の事情で、ワンオペ状態の子育ての家庭は増え続けています。

あまりにも親にかかる負担が大きく、逃げ場がなくなると、正常な判断はしづらいはず。
こうしたことも、虐待という状況を作り出す一因になっているのでしょう。

「やはり地域猫活動をやってて、子どもたちが夏休みに手伝ってくれたり、お母さんがちっちゃい子どもを乳母車に乗せてあやしたり、子どもたちに命の大切さとか、弱いものに手を差し述べるという事はとても素晴らしいことなんだよって伝えてるんです。だから誰にでも、『おはようございます』と言って向こうがご挨拶してくれたら、これ普通なんだけれども、『ありがとうございます』で気づいていただきたいんです。言葉が、挨拶が大事だよってこと……」と、おっしゃる山本さん。

やはり、挨拶を通して、周りとの良いかかわりがあることで、風通しの良い環境が出来上がっていくことにも繋がっていきます。
互いに『SOS』が言える状態、ということも大切だと思います。

「この映画、やっぱりいろんな企業が関わってくれることになってたんですけど、コロナで資金の方が頓挫してたんです。それが、私の知り合いである吉野浩さんという方がエグゼクティブプロデューサーになって、資金を出してくださったおかげで世に出ることができたんです」と、おっしゃる山本さん。

エグゼクティブプロデューサーの吉野さんのおかげで完成したというこの映画、ぜひとも多くの方に観ていただきたいと感じます。

詳しくは動画をご覧くださいませ。

『189』公式サイトはこちらから
『189』公式サイト

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心と身体のライフコーチ