こころときめく季節『春』
この、春に欠かせない『桜』は、日本人の心のときめきを倍増させます。
そんな『桜』と『富士山』がそろい踏みの、「これぞ日本!」と言う作品をロッキーさんにご紹介いただきました。

タイトルは、ときめきの冨士第47作品『富士大和桜』
この写真は、ロッキーさんの写真の中では比較的珍しい縦づかいの作品です。
上半分に白い富士山、真下に赤い鳥居。
ロッキーさんお得意の、中心に全てのモノが一直線に並んでいるという、素晴らしい作品。

「上半分の写真はあり得るんですよ。皆観たことはあるのです。似た感じのものはあるのですが、これは無いのです」と、ロッキーさん。

たしかに、『桜』と『富士山』という写真は、世の中にたくさんありますが、真下に輝く鳥居が写っていて、鳥居と富士山の間が桜で満開で埋め尽くされている写真は、撮れません。

ロッキーさんは、続けて教えてくださいました。
「満開の時に、春ですから霞が取れてきれいな空が見えるとは限らないです。そうでない時の方が多いです。この時はもう最後だったかもしれないんですが、枝がずーっと覆っていて富士山が見えるか見えないかの『窓』しかないんですよ。7年前ここに行ったのは4月24日。朝一番に行って天気の状況が良かったんです。この鳥居の背中に乗るように階段があるのですが、その階段の二十数段の上に小さな祠があって、その場所からしかこの角度の写真が撮れないんです。その日は偶然の天の恵みで、風が吹いて枝が離れたんです!」

なんと、一瞬の風のおかげ!!
無風の状態であれば富士山は、桜に覆われて見えなかったとは……。
しかも、風が吹いた瞬間に光がさして鳥居を光らせたというのです。
まさにミラクル。

ロッキーさんがおっしゃるには、『富士山の神様』『桜の神様』『木花咲耶姫(このはなさくやひめ)』と、この作品には神様が3人いらっしゃるとのこと。
そして、この小さな祠は、国福大神(くにふくおおかみ)=天照大御神を祀っているのだそうですが、天照大御神を『国福大神』と呼んでいるのは、ここだけなのだそうです。

「ここは、富士吉田の人たちが小学校の頃から遠足に来たり遊びに来たりする有名な公園なんです。富士見百景のうち、孝徳公園といいます。いつかここに立ちたいとは思っていました。それが7年前に実現しました。後から来たアマチュアのカメラマンたち、たぶん地元の方々でしょう。この場所知っているんです。ですけれども、たまたま私が早く来て三脚を立てていて、このピンポイントの1点しか角度がないんです。申し訳ないんですけど、こればっかりは一日ずっとそこでやらせていただきました」と、ロッキーさんはおっしゃいます。

撮影の際に、長時間構えて待つことがあまりないロッキーさんが、あえて時間をかけて撮影されたという、貴重な一枚。
そのおかげで、私たちはこの作品に巡り会えたわけです。

「この写真は全て三位一体で調和していますから、自分の夢・希望、それが、どんどん実現して調和していきます。調和と美の象徴という感じで、『どんどん思い通りになっていくよ』と言われているような感じがします」と、ロッキーさん。

この写真のタイトルが『富士大和桜』。
『富士』も『大和』も『桜』がある上に、『神様』もおられますから、欲張りな写真です。
そして、『ときめきの富士』の作品をお持ちになられた方から、続々、素敵な変化が起こったというご報告をいただきますので、この作品の場合は『調和』と言う部分を目指して成功されたい方にお勧めです。

また、『ときめきの富士』がそばにあると言葉遣いが良くなると言われているそうです。

実際に、その日一日の気分とか、その日一日のあり方みたいなものは、最初に目にしたものや空気感で左右されることが往々にしてあります。
おうちの中に『ときめきの富士』一枚飾られていることで、部屋の空気が変わりますし、朝、目を覚まして最初に『ときめきの富士』が目に入ったとしたら、その日の気分が良くなって、色々なことが良い方向に変化するということは、十分にありうると思います

ちなみに、せっかくの『富士大和桜』なのですが、ぱっと見の印象だけで「あー桜と冨士山か」と、深く考えない方は、この写真の前であまり立ち止まらないのだそうです。
ところが、呼び止めてちょっとお話をすると、じっとご覧になられるそうです。
たしかに、風によってこの桜の窓が開いて白雪の富士が見えるという奇跡の一瞬のエピソードは、教えていただかなければ知る由もありません。
ロッキーさんからお話をうかがった後に、目の前にある作品の価値が一気に変化して、じっとご覧になられるお客様のお気持ちは、よくわかります。

表面には見えてこない、作品に込められた想いやエピソードが、作品にさらなる重みを加えていくので、作者のお話をうかがえるということは、とても貴重だと改めて感じます。

最後に、ロッキーさんからのメッセージです。
「この場所が大好きで、富士見孝徳公園では四季折々の写真を撮るようにしているんですが、いつかの段階で、ものすごい雪に覆われた写真をお見せ出来ると思います。その時も、この鳥居の上にちゃんと雪が積もってました。その時は当然ながら枝の上に雪が積もったから窓が開くわけです。それもいつかご案内できると思います。それから、去年はいっぱい全国動きましたから、当分の間、サロンにおりますので、どうぞ皆様お越しくださいませ」

鳥居の上に雪が積もり、雪の重みで枝の窓が開いて、その向こうに『富士山』。
やはり縦に一直線!!
白銀バージョンの『大和桜』も、早く拝見したいものです。

詳しくは動画をご覧くださいませ。

■ ロッキー田中 ときめきの富士 公式ホームページ
● 皆が見たことのない、なんとも言えない素敵な富士山の写真が、ここにあります。

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