● 2015年6月14日放送
オーガニック野菜の料理のお店、『かえもん』が浅草にオープン!
店主の上原さんに浅草本店の出店にまつわるお話と、『かえもん』の野菜料理の特徴についてのお話をうかがいました。
昨年10月に『学芸大学店』をオープンして、わずか半年ちょっと。
浅草の駅から、徒歩2分程度の好立地。
明るくて広々とした店舗は、『学芸大学店』とは趣が異なりますが、どちらもそれぞれに特徴のある素敵なお店です。
オーガニックのとても上等なお野菜をふんだんに使用したお料理は、『お肉好き』の方でも満足できるボリュームもお味も
バッチリなメニューが揃っています。
そんな、『かえもん』のお料理には、隠れた秘密があるんです。
単にお野菜だけで料理しているだけではなく、もっと深い工夫の上に出来上がっているのです。
実は、『五葷(ごくん)』と言われる『ネギ』『にんにく』『あさつき』『ニラ』『らっきょう』という
刺激の強い材料を使わずに作られているのです。
いわゆるお寺の『精進料理』と同じ考え方で、『五葷』を使わないレシピ開発が、『かえもん』の特徴の一つ。
なぜ、これらの野菜を使わないかというと、『肉』『魚』を使わないお料理にこれらを使ってしまうと、『胃腸』に対して
刺激が強すぎてしまうとのこと。
そして、これらを使わないで、美味しいと感じる味を作り出すことは、なかなか難しいのだそうです。
様々な試行錯誤の結果、『五葷』抜きでも、十分に美味しい料理が完成し、お客さまの味覚と食欲を満足させています。
とても立派なお野菜が使われているので、価格的な面のご苦労がないのか、お聞きしてみたところ、オーガニックファーム
『百姓農園』弓木野さんのところからの直接仕入れとのことで、とてもローコストで仕入れることができるそうです。
生産者の方は、質の高いお野菜を作るためにたくさんの労力を注がれています。
安定的に購入する方がいることが、生産者の方を支えることになり、それがコストを下げていくことにもつながります。
野菜を多く使うメニューは、お肉料理や魚料理に比べて、実はリーズナブル。
上手に野菜を取り入れれば、健康にも、お財布にもやさしい、美味しい食生活が手に入れられます。
『かえもん』のメニューや考え方を参考にしたライフスタイルは、とてもおすすめです。
そして日本の文化の発信地であり、外国人が多く訪れる場所、『浅草』にお店がオープンしたことは、とても意味があると思います。
『浅草』という場所から、日本らしさを持った野菜料理が発信されることが、『かえもん』がこの地にオープンしたという
大きな意義となると思うのです。
詳しくは動画にてご覧くださいませ。
● 『かえもん』の情報がぎっしり! 要チェックです。