食事が、身体の健康や美しさを作っていくことは分かっていても、日常生活の中できちんとできているかというと、なかなか難しいものです。
どんな風に取り組んだらよいのか?
WAKOアカデミーの学院長、WAKOさんに、お話をお聞きしました。

食育と美容に関するアカデミーとして運営されているWAKOアカデミーの取り組みは、女性なら興味津々の内容が盛りだくさん。
なぜなら、元々は美容専門のスクールだったことから、『美』という観点を根底に置きつつ、『食』に関することを極めてきているため、きちんと調和した理論の組み立てがあるのです。
その上、全く知識のない方から、本格的に取り組みたい方まで、どんな方でも受け入れられる態勢があります。

「私たちの会社はエステティックの会社なんですが、女性を綺麗にすることをずっとやってきました。15年ほど前からアレルギーの問題やお身体のご相談がどんどん増え始めました。そこで食育、薬膳ということについて取り掛かりました。一人一人、身体が違いますから、それぞれの方の生活に落とし込めるように考えていきます」と、おっしゃるWAKOさん。

一般の主婦の方々、これから赤ちゃんを出産しようと考えている方々など、色々な方が参加されている『食』のお教室が、WAKOアカデミー。

今どきは、有名なテレビ番組で一言「〇〇がいいよ」と言うと、翌日のスーパーからそれが消えてしまうという現象が起きます。
しかもそれが継続的ではなくて、瞬発的に終わってしまうので、健康維持どころか、逆にフラフラしておかしなことになってしまいます。

毎日の生活の中で、仕事の仕方もどんどん変わり、特に今は、家の中での過ごし方も大きく変化してきています。
こうなると、自分にとって長く継続できる方法でなければ意味がなくなってきます。

「今日食べ物を変えたから、明日から画期的に綺麗になったらうれしいんですけど、そんなことはありません。お肌は1ヵ月かかって生まれ変わり、骨や筋肉も60日、90日かかります。続けないと意味がありませんし、積み重ねで身体は作られますので、『あれがダメ、これはダメ』ではなくて、『何ができるのか?何なら続くのか?』そのための教室です」と、WAKOさん。

静岡県がご出身ということで、株式会社WAKOの本社は三島にあるそうですが、お教室は、銀座や新宿、恵比寿など、人が集まりやすい便利な場所にあります。

そして、もう一つの特徴が、『薬膳』を取り入れていること。
薬膳は、身体にとても良さそうだけれども、自分の生活に取り入れるとなると、敷居が高いかな?と思います。
実際、『薬膳』と聞くと、高麗人参やタツノオトシゴを食べたりするイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、現在では2つの定義があるそうです。
一つは、患者さんのために制限をしたお食事。病気のための治療。
もう一つは、病気にならないようにとか、美容のために食べるという『薬膳』

WAKOさんのところでは、両方を扱っているとのことですが、一番人気は、やはり自分が美しくなり病気にならないこと。
『美』や『健康』が目標でアカデミーに訪れる方が、すごく多いのだそうです。

「『薬膳』は、巷のクリニックなどでもそういう指導を行います。うちのスタッフである管理栄養士さんもそうですね。もっぱら、対象が女性、未来の子どもさんのための身体の健康づくりというお教室が人気を得ております」と、おっしゃるWAKOさん。

特にこれから出産を考えている女性にとって、まずは自分の身体が大事です。
元気な赤ちゃんを迎えるためには、母体である自分の身体の状態は、本当に重要なポイントです。

さらにWAKOさんは、こうもおっしゃいます。
「せっかく願い叶って赤ちゃんをお産みになっても、その後も身体の調子が悪かったり育てることが苦痛になったりすることが多いんです。赤ちゃんを授かるだけではなくて、産めるだけの元気な体になるということが重要です。コウノトリが運んでくるという、授かりもの、私自身はそんな考え方でいるのです。実際クリニックの先生方が診察されても、『この食事じゃあ、赤ちゃんができないよね?』と。そもそもお母さんが貧血だし、栄養が何も摂れてないからと……。そこでSOSがかかるのが私たちです。その方の生活に沿ってお食事のアドバイスをして、『これなら毎日できるな』ということを一緒に考えていきます。徹底的にやりたい人もいれば、一個ならできると言う人もいらっしゃるのです」

お一人お一人、性格も考え方も生活スタイルも違うので、無理しないで続けられることに重点を置いているのが、WAKOアカデミーのスタイル。
料理が面倒くさかったりすると、お腹いっぱいになることが主目的になってしまうことがありますが、一見お腹を満たしていても栄養は摂れていないという状態を作ってしまうかもしれません。

そこで、WAKOアカデミーでは、『雑穀米』を推奨しています。
『雑穀米』は、組み合わせ次第で、栄養価や、そこから得られる効果効能も変化していきます。
お一人毎、健康状態に合わせたブレンドの相談にも乗っていただけるそうなので、自分専用の『オリジナル雑穀米』、ぜひ活用したいものです。

ところが、『ご飯を炊く』という一番基本的なことが、今どきはキッチンを汚したくないから自炊はしないという方も増えてきており、ご飯を炊こうと思っても、炊飯器がないご家庭があったり、「コンビニがあるから」と、冷蔵庫さえ持たない方もいらっしゃるそうです。
こうしたそれぞれの事情を踏まえてアドバイスされているということで、本当にきめ細やかな対応をされているのです。

最後に、『薬膳』というもので、パッと誰にでもできるものを教えていただきました。
するとそれは、『御御御付(おみおつけ)』

「『御(お)』が三つ付きます。三つの材料を入れれば、お出汁を入れなくてもお味噌を溶いただけで、スーパーパワー食です。何でもいいのです。具材は三つ。大根や人参や豆腐など、三つの何かを入れてお味噌を入れれば十分美味しいです。今の時期でしたら、里芋。ネギも甘くなってきましたし、白菜も良いです。お魚の端っこを入れるのもお勧めです」と、WAKOさん。

確かに『おみおつけ』なら、誰にでもできます。
『雑穀米』と『おみおつけ』だけでも、コンビニ弁当よりはるかに健康的で栄養があります。
毎日の生活に取り入れることも簡単なので、お試しあれ。

詳しくは、動画をご覧くださいませ。

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