戸練ミナ『重ね煮料理研究家』

　■　『重ね煮料理研究家』　戸練ミナさん

●　2015年3月1日放送

野菜がとびきり美味しくなる、とってもナチュラルな料理法『重ね煮』について、『重ね煮料理研究家』の戸練さんに、その素晴らしさと魅力についてうかがいました。

昨年、森崎さんのコーナーにご登場いただいた練馬区中村橋の『どんぐりの木』。
こちらのお店で、使われている『重ね煮』。
初めて知ったとき、スイーツに『野菜』がたっぷり使われていることにビックリしましたが、食べてみてその美味しさにもう一度ビックリ。
自然な風味とやさしい甘さがやみつきになります。
この『重ね煮』のお料理教室が、『どんぐりの木』のお店の中で、毎月行われているということで、お話をうかがいにやってきました。

先生は、とってもキュートな女性、戸練ミナさん。
長野県安曇野からいらしているそうです。
子供の頃から、ご両親が親しんでいた『重ね煮』を食べて育ったという、とっても羨ましい『食』環境。
今は、この素晴らしい調理法をたくさんの方に伝えるために、日本中を飛び歩いている毎日。

『重ね煮』は、お鍋の中に順番にお野菜を重ねて煮ていくというとてもシンプルな調理法でありながら、ビックリするほど美味しくて、その上たくさんの応用法があるパワフルなメニューです。

お野菜を重ねる順番のお手本は、なんと『地球』。
地面をベースに、それぞれの野菜がどんな風に成長しているのかが、ポイント。
地面から下に向かって伸びていく根菜類は、お鍋の一番上の層、逆に、地面より上になるトマトやナスは、お鍋の下の層といった具合。

順番が逆になると、出来上がりの味が全く違うそうなので、驚きです。
お鍋の一番下と一番上に軽く塩を振りますが、味付けのためではないとのことで、調味料は、この振り塩以外一切使いません。
お水も使わず、野菜の水分だけで蒸し煮にすること約30分で完成、
野菜の旨みと甘味がいっぱいの『重ね煮』の出来上がりです。

このまま食べても美味しいですし、色々なお料理に加えると、通常よりも調味料を少なくしても満足な味に仕上がる上、それぞれのお料理が引き立つそうです。

野菜好きにはたまらないお料理ですが、野菜嫌いの方も、野菜嫌いが直ってしまう勢いでおいしいです。

そして、元々パティシエ志望だったミナ先生が、『どんぐりの木』のオーナー佐藤さんと出会ったことで、『重ね煮』のシュークリームやシフォンケーキなど、数々の美味しい健康スイーツが誕生したというわけです。
ダイエット中でもカロリー控えめで罪悪感ゼロのオススメスイーツです！

詳しくは動画にてご覧くださいませ。