『冷えは万病のもと』と言いますが、一般的なケアでは、なかなか『冷え』を取ることは困難です。
身体を温めるプロフェッショナルである、三井温熱株式会社の高木会長と永井先生に、お話をうかがうことができました。

こちらの会社では、独自に開発された『三井式温熱治療器』の販売と、この『温熱治療器』を使った温熱療法の施術を行っておられます。

なんといってもこちらの『温熱治療器』の特徴は、身体を表面から温めていくのではなく、『骨』から温めていくということ。

「骨は遠赤外線の役割で、骨に熱が蓄積され、骨が身体に熱を戻してくれるのです。施術後のデータは、だいたい8時間位までとっています」と、高木会長。
1時間の施術を行った後に、どのくらいの熱が『骨』に残るのかを確かめたデータが存在しています。
今から25年ほど前に、早稲田大学の先生方が、施術後にサーモグラフィーのデータを5分毎に計測した結果、『骨』に蓄積された熱は、8時間後まで身体に広がり続けたということが証明されているのです。

高木会長ご自身、30数年前に『温熱治療』という方法に出会われました。
そして、「自分の身体が元気になったけど、本当にこれはホントなんだろうか?」という思いを持ちながら、体験を繰り返し、長い期間の実践とともに、周りの方に少しずつ伝えてきたのだそうです。

「宣伝不足なんだとよく言われますが、考えてみたらこれでよかったなと思うんです。バーっと宣伝するんではなく、1対1で体験して皆さんが喜んでくれる。そしてその先へと、皆さんがまた伝えてくれる。そのやり方でよかった」と、今までの道のりを振り返る高木会長。

会長がおっしゃるように、『三井式温熱治療器』は、ゆっくりと時間をかけて、ポツポツと一人から一人へと伝わってきたのですが、健康を取り戻されたお客様の実感というものは、これ以上に確かなものはありません。

続けて、施術について永井先生にうかがいました。
「皮膚には温度の感受性の域値があり、通常43度以上は熱いと感じます。それは皮膚の普通の感覚。そこに凝り・冷えなどのトラブルがあったりすると、内部の情報が皮膚に表れている状況で、域値が下がった状態になります。43度の熱を感じる前に熱いと感じる、それがポイントです」とのこと。

確かに施術を受けると、『熱い』と感じる部分と、『温かい』と感じる部分の2種類の感覚があるのです。
この、『熱い』と感じる部分が、現在身体がトラブルを持っている場所なのだそうです。

そして、その場所を突き止めることにとても適した形状をしているのが、『温熱治療器』のヘッドなのです。
ヘッド部分は、7センチ×10センチの金属のプレートで、ここから熱が出ます。
真ん中の部分は、ピラミッド状にちょっとだけ高くなっているのですが、ここが重要なポイントで、『点』で『熱』が伝えられるわけです。

さらに、『温熱治療器』のヘッドは、43度という熱を皮膚が感知するために、5段階で温度調整ができるようになっています。
一番高い温度は86度という高い温度が設定でき、永井先生の施術では、この温度で行われます。
86度では普通なら火傷してしまいますが、手で触ってやけどするような構造ではなく、また火傷をしないような、技術があるのだそうです。

先生曰く、「通りすがりに『熱をチョン』と入れていく感じ」なのだそうです。
身体に『冷え』や『トラブル』がある場所は、熱いと感じるわけですが、先生が『熱』を入れてくださると、すぐ後に同じ場所を通り過ぎた時には、もう『熱い』ではなく、『温かい』に変化していきます。

最後に、「夏こそ温熱」と、会長が今の時期のアドバイスをくださいました。
夏はエアコンをつけ、冷たいものを飲み、お腹が冷えます。
そうすると、皮膚にいろんな関わり合いが出てくるのだそうですが、逆にお腹を温めると皮膚もきれいになっていくのだそうです。
お腹にじっくりと熱を入れて、お腹の中を温めることが大切なのです。
『温熱治療器』のヘッドをお腹に当てると、腸にもしっかり『熱』が入ります。
また、臓器を一つ一つ温めなくとも、血流が変われば自分自身で温められるわけです。

もともとこの『温熱治療器』は、自宅でのセルフケアを目指しており、どなたでも簡単に扱える設計です。
その際、最高温度の86度は、個人で扱う温度としては高温すぎるように感じますが、その際は、ヘッドカバーをはめ込んで使用します。
ヘッドカバーをつけると、カバーの空洞のところに『熱』が溜まり、放射状に広がっていくのだそうです。
この状態だと、1カ所に当てても熱くない上、4倍の範囲に『熱』が広がります。
ヘッドをつけると効率が良く、悪いところに『温熱治療器』を当てておくだけで、深部まで熱が入っていくとのことです。

自宅で簡単にセルフケアができる『三井式温熱治療器』は、健康的な生活を過ごす上で、この上ないパートナーとなりえます。
一人でも多くの方に知っていただき、使っていただきいと心から思います。

詳しくは、動画をご覧くださいませ。

■ 『三井温熱株式会社』

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