黒田月水『声塾＆ボイスリーディング』

■ 『声塾＆ボイスリーディング』　黒田月水さん

●　2019年11月17日放送

以前にもご出演くださった琵琶奏者の黒田月水さんは、実は『声』のプロフェッショナル。
この『声』にまつわるスペシャルなお仕事を、最近始められたということで、詳しくお話をお聞きしました。

琵琶奏者としてステージに立たれるときは、ピシッと着物をお召しになって、それは素敵ないでたちの月水さんなのですが、実は、子どものころから特別な力をお持ちだったそうで、そのことを最近カミングアウトして、新たなお仕事としてスタートされたそうなのです。

それは、『声塾』と『ボイスリーディング』という名前の『声』を使った二つのセッション。
確かに琵琶は、演奏と同時に、語るように物語を歌うので、『声』はとても重要なパートです。
しかし、月水さんの『声』にまつわる能力は、一般的な『音』としての『声』のエリアを大きく超えたものなのです。

なんと月水さんは、小さいころから『音』が形に見える感覚の持ち主だったのです。
ものごころがついたころから、「あの音、尖ってて痛い」「あの音はこんな形」と感じていたので、当然、他の皆さんにも、同じように見えたり、感じたりするものだと思っていたそうです。

そして、琵琶のお弟子さんたちにも、「音が右に傾いているから直そうね」などと、アドバイスしていたそうですが、指導されたお弟子さんからしたら、「音が右に傾く」と言われても、ただただ『？』でしかなかったようです。

とはいえ、逆に月水さんには、それらが他の人に分からないことが分からなかったそうです。
普通に目で見ることができる物体のように、月水さんには、『音』が見えるわけで、自分には普通に見えているものが何故他人には見えていないのかが、分からないという状況。

この事実をきちんと知ったのは、４、５年前。
自分を含むごく限られた方のみが持つ『共感覚』という知覚現象だと知ったそうです。

さて、『音』が形に見えるものの、意外にも月水さん、以前琵琶を始めたころは音痴だったとおっしゃいます。
歌っても音がずれてしまうことが悲しくなり、どうやったらうまくいくのかを歌の上手い先輩に聞いたところ、「声はちゃんと出せば出る。上がったと思ったら下げる。それだけですよ」というお答えをいただいたそうです。

「そうか、自分の声を見ることができるんだ」と気づき、それから月水さんは解剖学の本までも読み、『声』について極めていったのです。
ご自身にこうした経験があるので、今では声の出ない人に「大丈夫だよ」と言ってあげられるのだそうです。

重要なポイントは、『丹田から声を出す』こと。
よく、お腹から声を出せと言われますが、これは実は『丹田』というお腹の中心。
お腹が上下することで肺も動き、その連動で声も出るのです。
これを把握しながら声を出すと、声も呼吸の仕方も変わります。
こうした、月水さん独自の『声』についてトレーニングすることで、自分の本当の『声』を知り、楽な呼吸法を身に着けていくのが『声塾』なのです。

さて、次に『ボイスリーディング』のお話です。
『リーディング』と銘打っているように、まさに『声』から、様々なことを読み取る力が、月水さんにはあるのです。
たとえば、小さいころに悲しい思いをしたとか、過去生で何かあったとか、こういうことも月水さんには見えるそうです。

しかし、以前は「想像力が凄いから」とか、「きっと思い込みだ」と言い聞かせて、見えていることをスルーして過ごしてきた月水さん。
ところが、ある女性の僧侶から「あなたが見えていることは真実だから、それを大切にしなさい」とアドバイスをいただいたことから、だんだんとご自分の能力を信じるようになりました。

そして、月水さんの『ボイスリーディング』のセッションを受けられた方々の中には、「どうしてこんなに涙が出るんだろう」というくらい気持ちを動かされる方もいらっしゃるそうです。

実例を一つ教えていただきました。
その方は、「慢性的に首が痛い」とおっしゃっていて、甲状腺の病気をお持ちの方だったそうです。
実際にリーディングしてみると、月水さんには、お侍が切腹の後、介錯（かいしゃく）されている姿が見えたそうです。

どうやらその光景は、そのクライアントさんの過去生の姿で、首の痛みとは、介錯の時に、首を切られた痛みようでした。
この光景を伝えた時、その方が涙を流し始め、月水さんにだけ見える過去の映像の中で、お侍さんがふわーと立ち上がって月水先生の所までやってきてあいさつをしたそうです。

この後クライアントの方は、首の痛みが無くなり、甲状腺の病気の薬も減らすことができたようです。
また、「公明正大で生きられる」と、おっしゃったそうです。
真っすぐすぎて妬まれて疎まれて切腹を命じられるにいたったお侍さんだった過去生。
このセッションをきっかけに、今生では、これまで色々なことがバラバラだったことがつながったようで、様々な変化が起こったようです。

月水さんが、見えたものを伝えることで気付きが起こると、色々なものが浄化されて綺麗になっていくのでしょう。
お話された後で月水さんご自身も楽になるそうです。
何かが清算されて落ち着くのでしょう。

月水さんに見えるものが、本当に真実かどうかは、誰にも分りません。
しかし、クライアントの方の人生にプラスに働く結果が訪れることこそが、何よりも大切なことであり、それは現実にたくさん起こっているのです。

ご興味のある方は、ぜひ、黒田月水さんにコンタクトを取ってみてくださいませ。

詳しくは動画をご覧くださいませ。