● 2019年7月14日放送
人間は、塩と水さえあれば、かなりの期間生き延びることができると言われています。
人間が生きていく上で重要な『塩』について、目からうろこの知識を、笹谷達郎さんから教えていただきました。
笹谷達郎さんが、自信をもってオススメする『塩』の名前は、『天日海塩』
南オーストラリアで二年間天日干ししたという、特別な『塩』
微粉末のこの『塩』には、塩気の中に、なんとも言えない甘味があります。
実は、二年の天日干しによって雨風天日にさらされていると塩枯れを起こすのだそうです。
それによって、海水の持つ『塩』の強さを減らすのだそうです。
海水の塩分濃度はとても高く、海に入った後の肌がべたつくのは、海水に含まれるマグネシウムのせい。
また、海水を飲んでしまうとゲボっと戻しそうになる理由は、海水に含まれているにがり成分などが強すぎるからだそうです。
海水から『塩』を作る場合、こうした海水に含まれているミネラル分が多いままだと人体に影響があるので、この点を緩和しないと、本当に良い『塩』にはならないようです。
『天日海塩』は、こうした点にも考慮した製法で作っているため、身体にスッと入ってくるのです。
そして、食事の中で『塩』は、重要な要素であり、おいしさの決め手は、まさに『塩』が握っています。
でも美味しいという感覚は、人それぞれのもの。
この感覚は大切にするべきだと笹谷さんはおっしゃいます。
「健康のために減塩にこだわって、お塩を効かせずに食べるのは身体によくないです」と、きっぱり言い切る笹谷さん。
減塩のためといって、発酵玄米にゴマ塩をかけずにそのまま食べることも、ナンセンスであるともおっしゃいます。
玄米は、ゴマ塩と一緒に摂るのが鉄則なのです。
世の中では、『減塩』がもてはやされています。
ところが、笹谷さんは「塩分と血圧には、相互関係はない」とおっしゃいます。
実は、『塩』と『血圧』の関係性を研究すればするほど、『塩分』が血圧を上げるという常識は、実は間違いだとわかってくるのだそうです。
そもそも『血圧』というものを、冷静に考えてみると、笹谷さんの意見に軍配が上がります。
『血液』が身体の隅々まで、ちゃんと届くようにするのが心臓の役割で、条件が悪くなったときに、ちゃんと届けるために『血圧』を高くして、届けようとしているわけです。
たとえば、年齢を重ねて、血管が細くなったり、硬くなったりすると、『血圧』を上げてでも、身体の末端や、脳に『血液』を届けようとするのです。
『血液』が、酸素と栄養素を身体の隅々まで届けているのに、『血圧』が高いからと言って、『血圧降下剤』を飲むとどうなるでしょうか?
脳にも、毛細血管にも『血液』が届きにくくなってしまうということです。
脳に血液が届きにくくなったら、脳細胞が正常に働かなくなり、年配の方であれば、『ボケ』が進行することにもつながっていくのです。
ところが今年、日本高血圧学会はある変更を発表しました。
高血圧と判断するための数値が、140から130へと変更されたのです。
この130という数値では、日本人では二人に一人、つまり6000万人がもの方が高血圧扱いです。
もしも病院に行ったとしたら、血圧降下剤を処方されます。
薬剤師さんが血圧降下剤の知識を持っていても、それを処方する資格を持つお医者さまは良くわかってない……
一説には、お医者さまが薬の知識を得るよりどころは製薬メーカーさんからの情報と言われており、薬屋の手先がお医者さまというお話まであるくらいです。
そのため、ちょっと血圧が高めだからと病院に行ってしまうと、血圧降下剤を処方され、ボケの予備軍にされてしまうかもしれないのです。
笹谷さんはおっしゃいます。
塩をなめてみて美味しいと思えるとしたら、それは塩がまだその人の身体に十分いきわたってないのだと。
塩梅という言葉がありますが、塩加減は味覚がバロメーターだったのです。
塩分がもし十分足りたら、身体がいらないといってきて、塩気のものはもう取りたくなくなります。
ベロメーター、つまり味覚を信じて塩分取れば、心配せずに食べてもOKだそうです。
塩を摂りすぎたら水が飲みたくなるだけ。
身体を調整する機能は私たちに備わっています。
美味しいと感じて食べることで、健康が維持されることが本来の姿なのです。
医療とおいしさと健康が一つになる日を一刻も早く実現させたいものです。
詳しくは動画をご覧くださいませ。
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