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 ■ 『梅ちゃん先生のオールナイスニッポン』vol.030
    『パートナーシップ研究家』 スズさん


● 2019年6月16日放送

男女の間のケンカは、永遠のテーマともいえるほどに絶えないものです。
この問題が減少したら世の中はすごく平和になるはず。
解決の糸口をスズさんから教えていただきました。

産業心理カウンセラー、パートナーシップ研究家のスズさんがおっしゃるには、男性と女性は、同じ『人間』でありながら、違う星から来たくらいの違いのあるとのこと。

そのため『違う』ということを頭に入れて生活するのとしないのとでは、結果が全然違ってくるのだそうです。

まず男性の欲求は「与えたい」
そして女性の欲求は「受け取りたい」
この時点で、すでに真逆なのです。

かつては動物を狩って家に食料を運んでいた男性。
それを受け取って家族のために料理していた女性という図式がありました。
ところが現代では女性でも収入を得る術は沢山あり、男性のサポートが無くても一人で生活の糧は得られるようになりました。

それ自体は決して悪いことではないのですが、男性の『与えたい』という欲求を女性が受け取らないという図式ができてしまったのです。
この現象が過度になってくると、『与えたい』という欲求が満たされない男性側は、自分自身が受けいれられていないと感じ、高じれば愛も出せない状態になってしまうのです。

また、ご相談者の中には、「言葉責めにあう」というご相談があるそうです。
ご主人から非常に酷いことを言われた奥さんは、それを全部描き綴ってみたそうです。
読んでみると、それは確かに酷い言葉の羅列でした。
ところがそれを読んだご主人は「覚えていない、こんなことを本当に言っていたら、そりゃあ酷い!」という反応なのです。
これはいったい何が起こっているのでしょうか?

まず、「男は外に7人の敵がいる」という言葉があります。
本来奥さんは味方であるのですが、その奥さんから受け入れてもらえないと、ご主人の中には奥さんを『敵』という判定する思考が生まれます。
その結果、『相手を倒さなければならない』という発想に変わり、中には手をあげる人もいるようですが、そうでない場合は言葉で倒すという行為に出るのだそうです。
ご主人が発した言葉そのものに意味はなく、単純に、その場で『敵』を倒すためのことを言うのです。
ところが女性は、ご主人の言葉をそのまま受け取ってしまうのでダイレクトに傷つくことになります。

言われた内容に傷ついてそれを根に持つ奥さんに対し、ご主人の方は自分が言った言葉さえ忘れているのです。
男性側にしてみれば、「受け入れてもらえない! なんでわかってもらえないんだ!?」という思考がそれらの言葉の裏に存在します。

ここで、問題解決の糸口が見えてきます。
言葉の脳内変換です。
「うるさい!俺の事はほっとけ!!」と来たら、それは「構って欲しいんだ」と変換するのです。
そのまま受け取れば苦しみしか生まれない誤解も、相手がそんなことを言うときは、言葉とは違う本心があるのだということさえわかっていれば、状況は変化します。

「彼が(彼女が)こんなことを言う時は、こういうことを考えているのかもしれない」
こんな風にワンクッション置くことができれば、話し合いにより誤解を解いていく時間を持てます。

共感する。
これは夫婦の双方にとって、とても重要なことです。
梅津先生の場合、奥様が介護で大変な思いをしておられた時に、気持ちがすれ違ってしまったことがありました。
一言、「そんなの、大したことじゃないよ」と言ってしまったことが原因でとてもこじれてしまったそうです。

女性の側に気持ちの余裕がなくなってしまった時に、男性は励ますつもりで、「そんなのは大したことじゃないよ」と言ってしまったり、解決策を提案するつもりで意見を言ってしまったりします。

女性の側からみると、これらの言動は火に油を注ぐことになってしまいます。
実は女性は、共感してもらえたらそれだけでかなり満足できるのです。
具体的に何かをしてもらわなくても「大変だったね」とねぎらいの言葉があれば、かなり報われるものです。

スズさんにそうアドバイスされた梅津先生も実行した結果、前述のすれ違いは、円満に収まったそうです。

「こんな些細なことで男性と女性の壁が超えられるならば、これは少しでも多くのご夫婦やカップルにお伝えしたい」
そう思ったスズさんと梅津先生たちのグループは、単語の食い違いをなんと200ほどピックアップしました。
近いうちに書籍として出版されるようなので、楽しみです。

分かってるつもりでも、試しに聞くと「ええ?そんなことが誤解の原因?」という言葉がたくさんあるのです。
人間にはテレパシーが無いですから、言葉に頼らざるを得ないのですが、そこで生じてしまう誤変換ですれ違う夫婦を、幸せな夫婦へ、そして幸せな子供たちへと、世界を広げていくために、この活動はぜひとも発展していただきたいものです。

詳しくは動画をご覧くださいませ。

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