● 2019年5月19日放送
前回、くまさんの相談相手について教えていただきましたが、今回は、その中のお一人についてさらに掘り下げてみました。
まさにくまさん流の『その相談相手』とは、一体どんな方なのでしょう?
まずはおさらいです。
前回のお話の中に登場した、くまさんの最高の相談相手は全員頭文字が『か』という4人『神』『体』『金』『過去』でした。
そして今回は、この4人目の相談相手である、『過去』についてのお話です。
『過去』というのは、正確には、自分の『過去』なのです。
要するに『自分』こそが、とても大切な相談相手なのだとくまさんはおっしゃいます。
そこで、自分自身を3つの状態に分けてみます。
『過去の自分』『現在の自分』『未来の自分』この3つです。
『過去の自分』
人間は、同じトラブルを繰り返しがち、考え方や行動はなかなか変わりません。
過去の自分を振り返ることが、状況を良い方向へ導く教科書となるのです。
『現在の自分』
たった今の自分を、客観的に見てみます。
無理していないか? 背伸びしすぎていないか?
快適ではない部分を中心とした見直しが役に立ちます。
『未来の自分』
なりたい自分を描きます。
何が自分にとって本当にふさわしいのか自問自答して、その自分になるために必要なことを探していきます。
生きていく上で、大切なものは色々ありますが、一番大事なのは自分自身です。
そして、その『自分』の中でも、とても良い教科書なのは『過去の自分』
とはいえ、自分の過去の失敗を振り返るのは、簡単なことではないかもしれません。
あまり真剣に思い出したくないし、できれば消しゴムで消してしまいたいくらいだったりするでしょうが、実はこの過去の失敗こそが一番の教科書なのだそうです。
たった今の自分を観察してみると、少し見栄を張ってしまうようにカッコつけた行動をしていることはありませんか?
こうなりたい、ああなりたいと理想を掲げ、今の自分に合わない無理を強いていたりしていないでしょうか?
特に好きな人の前や友人知人など、相手に合わせて自分を頑張って保とうとします。
『「」(かっこ)を外す』イコール『かっこつけを外す』
くまさんは今、肩書のような「」(かっこ)が外れた領域にいらっしゃるのです。
この『「」が外れた状態』が本当の自分なのです。
自分らしさが出てきて、自分を取り戻せたら、きっとかなり楽になれるのでしょう。
たいていの人は 何重にも「」(かっこ)をまとっています。
一つずつはずしていけば、それだけ軽くなるとは内心わかっていても難しいものです。
どうやら『「」(かっこ)を外す』ポイントは視点を変えるということのようです。
話が少し変わりますが、くまさんは、ご自身の『鈴木武』という名前が嫌いだったそうです。
過去に、占い師の方から「こんなひどい名前は字画的にない」とまで言われ、字が悪いから運が無かったのだと自分を慰めていたこともあったそうです。
しかし、くまさんはこの『名前』のコンプレックスも逆手に取ることに成功します。
くまさんのお名前の『武』(たけし)は、漢字の意味合いとして『大師』と同じ意味なのだそうです。
「シンプルに自分の名前を有難いと思って堂々と使ったらいいんじゃないか?」
今ではくまさんはそう思っておられるそうです。
これもまた『「」(かっこ)を外し』視点を変えたことで、ありのままのくまさんに変化したということなのです。
ちなみに人は、神様から与えて貰った力を人生で1割も使わずに死んでいくと言われています。
あのアインシュタインでさえも1割使っていたかどうか……
全部を使えないにしても、我々は凄い力を内に持っているので、目覚めなければもったいないのです。
目覚めるきっかけの1つは、日常生活の中で当たり前と思っているものの見方を変えた瞬間に、やってくるとくまさんはおっしゃいます。
特にどん底を経験した人ほど、金運や幸運を掴んでいる方が多いのですから、不運をチャンスと思うことにもぜひトライしてみていただきたいのです。
気づいて変わり、それを実践することはとても大切なことなのです。
詳しくはぜひ動画をご覧くださいませ。
○ あおいくまさんこと鈴木武さんと杉山明久実のコラボ
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