● 2019年5月12日放送
塚田真理子さんが手がける『茜染め』という植物で染め上げた布には、特別な意味と力があるようです。
茜色の布に込められた素敵なメッセージを塚田さんにお聞きしてみました。
ナチュラルな素材の布を植物から作った染料で染め上げて作った衣類は、手でふれるだけでも身体が喜んでいることを体感できます。
一般的に草木染めと言われる染ものは、植物の葉や枝を煮出して作った染料に布を浸して染めていくのですが、『茜染め』は、『茜』という植物の根で染めていくそうです。
『茜』自体は、夏から秋にかけて小さな花を付けるツル性の植物なのですが、根っこを乾燥させると赤い色となるところから『アカネ』といわれ、この根の部分から『茜染め』の染料を作るそうです。
ちなみに、夕暮れ時の空の色の形容に『茜色』という言葉が使われるのも、この『赤』に似ているから……。
しかし、実際には、夕焼け空に似た『赤』の色だけではなく、淡いピンク色やサーモンピンク系の色目まで様々な色合いを作ることができるのです。
そして、塚田さんが手がける『茜染め』は、なんと、その時の自分の状態を、染める物に投影させていくという、特別なもの。
お客様ご自身が染める場合も、ご依頼をいただいて塚田さんが代わりに染める場合も、その方のその時の状態のエネルギーが反映されるので、特別な一枚が仕上がり、身につけることでご自身の状態がアップするように力を貸してくれる大切な相棒になってくれるようです。
塚田さんご自身が『茜染め』に携わるようになったのは、あるFacebookのページを見た時に、突如、自然の物を使って、自分の色に染めたい、それを自分が纏いたい、肌に触れたい、という衝動にかられたからだそうです。
まさに運命の出会いだったのです。
自然素材の中でも『茜』という素材を選んだのは、塚田さんご自身が赤やマゼンダ、ピンクがお好きだったからだそうですが、赤系の色は、女性にとって特別な色と言えるから……
『赤』は、昔から女性のシンボルカラーです。
チャクラでいうと赤は『一番チャクラ』であり、大地とつながる、女性にとってとても重要といえるチャクラの色です。
また『茜』は漢方としては冷え性に良いと言われ、古くから婦人病や神経痛の女性の下着の染色に使用されてきましたので、市販されている『茜染め』のショーツは、とても身体によいのです。
しかも『赤』という色のエネルギーは、目に見える部分は当然のことながら、下着のように見えない所にも届きます。
そして、見えるところに『茜色』を身に着けるということは、それを目にしている周りの方も元気にすることができるのです。
塚田さんは、那須の標高800mにある小さなおうちを『那須茜工房』と称し、川の音や鳥のさえずりの中に触れて静かな環境で『茜染め』を製作されているとのこと。
この環境自体も、塚田さんに多くのパワーを与えてくださっているようです。
そして、塚田さんに『茜染め』をオーダーすると、依頼主のお名前と生年月日から、エネルギーを感じ、その方をお守りくださっている人たちからの声も届き、依頼主の方の色が、塚田さんに伝わってくるのだそうです。
また、お時間がある方は、ご自分で作ってみるのということもとても良いとのことで、ご予約が取れれば実際に自分で染めることもできます。
コットンガーゼを素材に選んだ場合、染めに4時間ほどかかるそうですが、乾いてからご自宅に送っていただけるとのこと。
これは、ぜひ那須に行って自分の手で、自分に必要なパワーの布を染めてみたいものです。
さて、最後になりますが、この収録の日、塚田さの後ろに並んでいた色鮮やかな素敵なお洋服たちは『あす和』というブランドのお洋服。
3年程前から、塚田さんは『あす和』のお洋服の展示会を手がけていらっしゃいます。
こちらのお洋服のコンセプトは、ずばり、『女性を美しく見せるデザイン』
オーガニックコットンやリネン、ヘンプシルクなどの素材で作られた素敵なデザインのお洋服は、すでに『アート作品』といってもよく、着るだけで幸せな気分になり、自分の良い部分を引き上げてくれるようなお洋服なのです。
一度身に着けると虜になること請け合い。
展示会で実際に試着していただいてから販売するという方法で、通販は一切していないのですが、試着すると脱ぎたくなくなってしまうので、会場では、女性の嬉しい悲鳴が上がります。
ほとんどが一点ものなので、まさに一期一会の出会いなのです。
こちらもぜひ一度、足を運んでいただきたいです。
詳しくは動画をご覧くださいませ。
● 塚田真理子さんの『茜染め』が気になったら
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● 6月1日から3日開催『あすわ展示会』→リンクはこちら