● 2019年5月12日放送
健康によいということで、雑誌にも取り上げられるようになってきた、『ミキ』という飲み物をご存知でしょうか?
実はただ者ではない『ミキ』について田町まさよさんにお話をうかがいました。
田町さんは、この『ミキ』の作り方を教えてくださったり、出来上がった『ミキ』を使って、お料理をしたり、とても不思議なワークショップをなさったりと、『ミキ』の伝道師ともいえる活躍をなさっていらっしゃいます。
そんな田町さんの活動の一端がわかる素敵な本はこちら
● 『こころとからだ 奄美再生のレシピ』
さてまずは、『ミキ』が健康的にいかに優れているかということをお聞きしてみたのですが、健康パワーだけをみても、ぜひ体験したいと思う方が続出するような飲み物なのです。
1ccの中に1億個以上の乳酸菌があると言われているほどの発酵飲料なので、便秘はもちろん、お母さんのおっぱいの出が良くなったり、アトピーが改善されたりと、色々な効果をもたらしてくれます。
何しろ腸のバランスが整うので、いいことづく目。
当然、お肌はキレイになりますし、腸と脳はとても密接な関係性があるといわれているので、腸が整うことで、脳が整い始めるようなのです。
こうしたことから、なんと躁うつ病のような心の病と言われるような病気にも効果を発揮しているという報告もあるようです。
そして、この『ミキ』は、どなたにでも作れるほどにシンプルで簡単。
材料は、お米とさつまいもだけで作れるのです。
スペシャルバージョンとして、麦や古代小麦、ハト麦、雑穀なども使用して作ることもできるので、普段とは少し違った『ミキ』を楽しむこともできます。
田町さんが教えてくださるスタンダードな作り方では、お米1キロ、サツマイモ200gを使って一気に4?分を作ります。
お米をお粥状に炊いてそこにサツマイモを入れて『ミキ』の種を作るまでが、1~2時間程度、そこから数日かけて発酵させていくそうです。
発酵は温度によりますので、夏は1日、冬はそれより長くだいたい3日ほど。
前回作ったものと混ぜれば、すでに菌がいるため発酵が進み、通常よりも早くできあがるそうです。
そう、前に作られたものと混ぜて、次々と継ぎ足しながら作られている方もいらっしゃる伝統的な飲み物なのです。
そもそも『ミキ』は、奄美大島や沖縄発祥の飲み物で、古くから存在していたそうです。
沖縄はもともと文字が無い文化だったので、『ミキ』という音で残っているので、カタカナ書きでよいとのこと。
神様に捧げるお酒である、お神酒(おみき)が語源ともいわれているようです。
さて、この『ミキ』、健康的な飲み物という以外に、まさに神様に通じる特別な力があるようです。
霊的な能力のある女性の神職の方々が神事や催事の時に作っていたそうで、このノロと言われる方々が『ミキ』の力を借りて神様との交信に使っていたということなのです。
シャーマンが神や宇宙と繋がることができるほどの不思議な『飲み物』
それが『ミキ』なのです。
確かに自然な物でできているため、強い力が宿っていてもおかしくないでしょう。
日本では、昔からお米には神が宿ると考えられていました。
もともと『ミキ』は『口噛酒』で、女性が米を口に入れ噛んで発酵させて作られていたようです。
『口噛酒』は、米と女性の唾液で作られるお酒ですが、『噛み合わせる』と『神と神とを合わせる』という意味もあるのです。
そして田町さんはオアシスハウスで『ミキ』の作り方を教えてくださっているのですが、『真実のミキの会』という名前のワークショップも開催されています。
参加されるお一人お一人の真実の声を『ミキ』の力を借りながら出していくこの会では、思いもかけない本音が、その人の口から自然に出て来るのです。
人によってはインナーチャイルドが出てきて、「もっと愛してほしかった」「もっとこうしてほしかった」と語り始めたり、亡くなられたお身内や、さらにご先祖が現れてきたりするのです。
もっと昔の先祖やもっと古い誰かとも交信出来た例や宇宙の神様が登場されることもあり、なにが飛び出すか計り知れない不思議な『場』が『真実のミキの会』なのです。
これはもうぜひ体験してみていただきたいイベントです。
数ヶ月に一回、オアシスウスにてこの会が開催されているので、ご興味のある方は、ぜひご参加くださいませ。
● 『ミキ』のことをはじめ
田町さんの活動がしっかりわかるページです。
● 5月29日(水)開催『真実のミキの会』→リンクはこちら
● 5月30日(木)開催『ミキ伝道師講座』→リンクはこちら