● 2019年1月20日放送
ドイツで生まれ、体系づけられた『メタ・ヘルス』という分野は、新しい医療のあり方を示し、多くの方の病気を治癒に向ける技術です。
日本における第一人者の野波先生にお話をお聞きしました。
同一の病気を持つ患者さんには、共通するストレスがあることをご存知でしょうか?
ドイツでは、お医者さまが数千人の患者さんたちを診ていく中で、同じ病気の患者さんに共通項があることを発見されました。
その共通項というのが、同じ種類の『ストレス』だったのです。
特定の臓器、特定の身体症状には、特定の感情的なストレスが関係するという因果関係があることを発見!
このデータに基づき、1970年代に体系づけられたものが、『メタ・ヘルス』なのです。
そして、このデータを手がかりにして、身体の症状から内面を診ていき健康を取り戻していくというのが『メタ・ヘルス』の治療方法です。
野波先生と『メタ・ヘルス』の出会いは、ご家族との5年半に渡るイギリス在住の時でした。
イギリスは、西洋医学だけでなく、フラワーエッセンス、ホメオパシーなど、多くのメソッドを取り入れた統合医療が発展している国です。
ちなみに、野波先生は、ご自身がアレルギーをお持ちでした。
周りにも同じようなアレルギーに悩む方々がおられ、西洋医学だけでは全部の健康問題を解決するのは難しいと思っておられたそうです。
イギリスでフラワーエッセンス、ヒーリング、レイキなど、様々なものを学び体験する中で、最後に行き着いたのが、この『メタ・ヘルス』だったのです。
「皮膚の弱さ、たびたび起こる湿疹の症状。どうして治らない?」そう悩んでいた症状が、『メタ・ヘルス』がきれいに説明してくれたそうです。
「これは使える!」とピンときた先生は、資格を取ることに決められたのです。
当然、すべて英語で基礎や理論を学びます。
資格を取得するまでには、ご苦労されたそうですが、イギリス側の方々もそこを考慮してくださり、2年がかりで日本人初の『メタ・ヘルス』を扱えるお医者様になられたのです。
健康に関するプロフェッショナルの方々で、このメソッドを患者さんに伝えたいという方々のためには教育コースがあり、受けられた方のお一人が、梅津先生。
最初は、梅津先生ご自身が、患者さんの一人として『メタ・ヘルス』を体験されました。
その時は、鼠径ヘルニアを患っていたため、「なぜこうなったのか?」を追求したくて野波先生を訪ねたのですが、診療所に入ってまず自己紹介したところ、たちどころに梅津先生とお母様との問題を言い当てられたそうです。
鼠径部と母親?
全く関連性のないように見えるこの二つ。
しかし、梅津先生にとってお母様のことは、ご自身にとってのウィークポイントだったそうで、そこをズバッと言い当てられた時点で、これは本物だと確信したとおっしゃいます。
このように、クライアントの状況を丸裸にしてしまうほどの『メタ・ヘルス』
全ての身体的な症状の、根本を探り大元の原因を解決することで、治癒へと導くことができるのです。
例えば、歯のトラブルを『メタ・ヘルス』的に解いてみると、『相手にかみつく』『自分を守る』『やり返す』など、誰かとの争いが原因になっていることがあるのだそうです。
何らかの人間関係で相手から身を守りたいという気持ちを潜在的に持つことが、『歯』のトラブルという形で現れてきているということなのです。
これまで薬や対処療法では思うような結果が出ないと思われた方々にとって、気づかずに抱えている内面の問題や、ストレスの種類を明らかにできるだけでも、一気に見通しが明るくなると思います。
ドイツが発祥のこの『メタ・ヘルス』は、現在は他のヨーロッパ諸国や北米でも盛んです。
インドでも広がり、今では、徐々にアジア各国でも広まりつつあります。
日本ではまだ、知る方が少ない『メタ・ヘルス』ですが、ぜひとも多くの方に活用していただきたいメソッドです。
診ていただきたいと思う方、野波先生にぜひコンタクトを取ってみてくださいませ。
続きは、ぜひ動画でご確認くださいませ。
● 野波先生の活動や、『メタ・ヘルス』について
詳しく知りたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
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