● 2018年12月2日放送
目の前には富士山もくっきり見渡せる晴天の山中湖。
この日の朝、ニュージーランドから帰ってこられたばかりのみつばちハニーさんから、ホットな情報をうかがいました。
みつばちハニーさんこと船橋康貴さんは、今年とても体調を崩し約100日間自宅療養をなさっていたのですが、ニュージーランドの先住民族のワイタハ族の長老から、50年に一度行われるという『風の祭』に参加するように招待されたそうです。
しかも、長老からは「僕の大地に来たら、君の病は治るから、這ってでも来るように」と言われ、病み上がりの身体でニュージーランドに向かわれたのです。
ちなみに、南半球のニュージーランドは現在、『春』のはずです。
油断して春の恰好で行ったらさあ大変!
なんと、まさかの大雪。
しかも、氷点下の気温、番狂わせ続出の旅のスタートだったそうです。
そして、到着したニュージーランドの大平原は、『民族の聖地』と呼ばれているところ。
宿以外には何もない大自然だけの世界。
「買い物とか、どうしてるんだろ?これで生活できるのかな?」と、日本人的な心配が頭をよぎったにも関わらず、日ごろ見慣れてない地平線、山並み、太陽、羊・馬・牛たちの世界に、意外にもすぐに馴染んだそうで……、ハニーさん流石です。
さて、やっと対面することが出来たワイタハ族の長老の口から、「『グランドマザー』三人の大いなる母がいる」という言葉が、発されました。
元々『グランドマザー』という言葉は、知っていたそうですが、具体的になにを意味するのかは、ご存知なかったそうです。
答えは、『民族の聖地』の夜空に、毎夜くっきりと浮かび上がる大きな『オリオン座』
そのオリオンの中心で輝く三ツ星。
この三ツ星こそが、彼らが大切にしている『グランドマザー』だったのです。
そして、このニュージーランドの大いなる大地は、ハニーさんの活動のために、ビッグなギフトをもたらします。
まずは、『風の祭り』の取材に来ていたアメリカのメディアのクルーたちとの交流です。
ハニーさんの話を聞いて、すっかり意気投合した彼らから、「全面的に協力したい」という申し出が飛び出します。
なんとハニーさんのメッセージを、アメリカ発で全世界に配信してくださることになったのです。
しかも一回だけではなく、何度も何度も、世界へ向けて配信されることが決まったというのです。
これだけでは、ありません。
ハニーさんが、今、とても力を注いでいる『グリーンスクール』のプロジェクトにも、大きな動きが起こります。
同じ祭りに来ていたスウェーデン系アメリカ人の女性との出会いです。
この彼女は、スカイダイビングでパラシュートが開かないという大変な事故から奇跡的に助かったというご経験をお持ちの方。
その危機的な状況の瞬間、「子どもたちを育成できる自然をベースにした学校を作ろう。場所はニューメキシコ(アメリカ)」というビジョンが降りてきたというのです。
『自然の中の学び舎』、これこそハニーさんが、ずっと考えてきた『グリーンスクール』と、まさに同じビジョンです。
さらに、ニュージーランドの先祖代々の聖地に学び舎を作りたいと考えておられたのが、長老だったのです。
「個別でやるより連携しよう。ニュージーランド・アメリカ・日本。地球の三つの場所でやっていこう。」と、話は進みます。
ところで、長老には、車いすに座った弟さんがおられます。
握手しただけでハニーさんが号泣するほどに魂が純粋できれいな方だそうです。
その弟さんが、「ドラゴントライアングルができた。これを待っていました。この動きは世界に波紋のように広がります。」とおっしゃったというのです。
オリオンの三ツ星、『グランドマザー』の意味が分かったタイミングで、三者の連携から成るトライアングルが誕生。
『3』という数字に何か大いなる意味があるのでしょう。
こうした出会いを果たし、まさにこの取材の日に帰国されたハニーさん。
早朝、羽田空港に到着され、そのまままっすぐ訪れた山中湖。
ここでも、素敵な出会いがたくさんありました。
ここから先は、どうぞ動画でご確認くださいませ。
■ ハニーさんの映画『みつばちと地球とわたし』の情報
■ 上映日程
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