● 2018年10月28日放送
吉岡さんの動画の再生回数の伸び方は勢いが違います。
それもそのはず、繰り返し何度も観てくださる方が多いようなのです。
そのわけについて、ご本人にお聞きしてみました。
吉岡さんがお伝えくださる情報は、とても貴重なメッセージばかりですが、繰り返し聴いてくださる方々から、「聴くたびに気づきが変わります。」「意識が変わります。」というコメントをいただいています。
本もそうですが、良い本は読むたびに新しい発見をしたり、新しいメッセージを受け取ったりするものです。
どうして、このように感じるのでしょう?
それに関して、吉岡さんはこうおっしゃいます。
「言葉にする時に、1つの思いだけでなくて、2つ以上の思いがあったとしましょう。
人は聞いた言葉に反応してると思いがちですが、実は、私たちの無意識は、相手の言葉でなく、実は、相手の思ってることを受け取っているのです。
だから、語り手や書き手が、言葉の奥に秘めた想いは、繰り返し聴くこと、読むことによって、その都度それぞれのメッセージが伝わるということです。」
例えば、「きっとできるね!」と言葉では言っていても、内心では「そんな簡単には行かないよ。」と思っているとすると、その心で思っている意識が伝達するのです。
そのため、一番大事なのは、別れた後だと吉岡さんはおっしゃいます。
誰かと楽しく話が弾んでも、別れた後に、どっと疲れてしまったり、暗い思いが残ったりする経験がどなたにもあると思います。
相手の、言葉と裏腹な想いに、エネルギーを奪い取られているのかもしれません。
動画を観る時の、私たちの中の変化について吉岡さんがおっしゃるには……
1回目は、左脳で聞き、2回目は、語っている相手のことを考えるようになり、3回目で、「この人、どんなことを体験してこう思うようになったんだろう?」と、語り手の背景まで考えが及ぶようになるのだそうです。
1回聞いただけの情報は左脳に入ってそれっきりなのですが、そこで、何らかの興味を持ち、もう一度聞くとしたら、私たちの頭や身体には、相手のことが少し残るのです。
だから「もうちょっとお話ししたい。」「本当の想いや、何を考えているかを知りたい。」と、相手の方から思われることは重要なのです。
時間をかけて本音で話し、相手の意図を受け止めていくと、お互いがお互いのおかげで、自分のこれまで気づかなかった意識が、表に顕在化されるということが起こり得るのだそうです。
あなたが誰かに何かを伝えたとします。
「ちゃんと言った。」と思ったとしても、それは、あなた自身がそう思っているだけかもしれません。
相手の人は、あなたが言ったことを、ちゃんと理解してくれたか?そして、相手は何と言ったのか?
コミュニケーションは互いが理解しあうのでなければ意味がないのです。
情報が氾濫している昨今、受け取るものが増えると、一番大事なものをスッとつかめないこともあるかもしれません。
それが自分にとって一番大事な物かどうか?取り入れる事ができるのか?
これを見極めるためには、自分の考え方や捉え方をちょっと変えてみることなのだそうです。
そして、吉岡さんは最近あることを「決めた」そうです。
「必要な人とだけ出会う。」という決断です。
人は、自分できちんと決めておかないと余計な情報もやって来てしまうそうです。
「会う人全てが必要な人」と決めておくと、一人の相手から得るものは僅かかもしれませんが、必ず、出会う方々が情報と学びを運んできてくれることになるのです。
「誰かと突然どこかで出会って意気投合したと思ったら、お互いがラジハピの視聴者だったっていうことも、これから起こるかもしれませんよ。」と、吉岡さんからうれしい例えもいただきました。
次回は、昨年同様、来年へ向けた新しいメッセージをいただけそうです。
詳しくは動画をご覧くださいませ。