● 2018年8月5日放送
スピリチュアルステーションの佐々木さんの人生に多大な影響を与えたという本をご紹介いただいたのですが、それはなんと、かの小林正観さんの著作。
そんな正観さんにまつわるお話をうかがいました。
多作でありながらどれもベストセラーの本を出し続けた小林正観さんは、レインボータウンFMのある深川の出身、ご縁を感じます。
多くの方をよりよき道に導かれた正観さんの著作は、現在、絶版状態の本が多数あります。
今回お持ちいただいた本も、やはり絶版。
『守護霊との対話 - 中川昌蔵の世界 』(未来の知恵シリーズ 4)
『生きる大事、死ぬ大事 - 死を通して考える新しい生き方-』(未来の知恵シリーズ 6)
● 『守護霊との対話 - 中川昌蔵の世界』
● 『生きる大事、死ぬ大事
- 死を通して考える新しい生き方-』
非常に興味深いタイトルの二つですが、これらが現在絶版なのは、これを出した出版社が、正観さんの本を出すためだけに作られた版元さんだったためです。
当時でさえ書店では入手困難でした。
それにも拘わらず、これらの本は売れまくったというのが、正観さんの凄いところです。
ちなみ佐々木さんが正観さんワールドに目覚めたのは、講演会のビデオを観た時だそうです。
「ガツンと来て、それ以来人生が変わりました。」
というくらいインパクトのある出会いだったのです。
そこから佐々木さんの生き方、物のとらえ方、見方がガラっと変わり、『答え』が出たのだとか。
その問題の講演会ビデオとは、『波動の法則』のあの足立育朗先生との対談でした。
小林正観さんは、もともと学生時代からUFOや超常現象などの研究に余念のない方だったと言われています。
そして、そんな正観さんが、どれだけマニアックな質問をしても、それにポンと答える足立先生がいたわけです。
おそらくリハーサルなしでの対談だったにも関わらず、みごとにツーカーのテンポ。
「あれは、もともとお互いがお互いをチャネリングしていたんじゃないかな?」
と佐々木さんが思うほどの究極の相性だったのです。
ところで、小林正観さんの魅力とは、どんなところなのでしょう?
佐々木さん曰く、それは、
「物事の見方がフラットであること。」
だそうです。
『全ての原則はゼロ』
という状態は、あの般若心経の教えに通じるのですが、小林正観さんの場合、仏教で言ってるゼロ状態とは違い、宇宙原則のゼロ状態を説いていると……。
仏教の『ゼロ』の中心には、神や仏が存在します。
正観さんの『ゼロ』の中心は、宇宙なのです。
確かに、本来は神も仏もエネルギー体であり、それを宗教で擬人化しているのは、その方がイメージしやすいからという理由かもしれません。
なので、本当は宗教上の『ゼロ』も、その中心は本当は『ゼロ』=『宇宙』といえます。
それらを最初から擬人化せずにフラットに見ている発想、それが正観さんの発想なのです。
ここで面白いのが、正観さんは逆に、「神も仏もある」とも言っているところです。
両方が存在することを認めたからこそ、いろんな人の心をとらえたのでしょう。
どちらかに偏りがちになるのではなく、何処かに突出するのでもなく、スピリチュアルに捕らわれることなく、フラットでいる在り方。
仏教などの宗教を信仰されている方にも受け入れられ、また、足立育朗先生との論理的な対話もこなせる柔軟さ。
流石、ベストセラー作家の器といえるでしょう。
「ぜひ、これらの本を、今一番、読んでほしいです。」
と言いつつ、今回佐々木さんがご推薦のこの二冊の本は、元々の版元さんから絶版です。
でも、ご安心ください、別の出版社から復刊されています。
● 『生きる大事、死ぬ大事』
しかも、「だけど大丈夫。正観さんの本はどれを読んでも同じところに行き着くから、入手できる本をぜひ読んでみてください。」
とは、同じく佐々木さんのコメント。
なんとなく、仏教的、宇宙的な雰囲気が感じられるのは、佐々木さんの中に小林正観さんが浸透しているからかもしれません。
詳しくは動画にてご覧くださいませ。
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