● 2018年5月27日放送
自分の個性を大切にすることは、幸せへの一つの入口。
人との違いを認めることで生まれる、多くの気づき。
自分らしさを取り戻していくことについてお話してみました。
日本に生まれてよかったと思う反面、日本特有の欠点も少なくありません。
『必死に周りに合わせ、心とは裏腹に相手を立てて、「NO」は言わない』
よろしくない日本人の特徴のひとつです。
こんなことをしている限り、幸せには辿り着けないことは、他人がそうしているのを客観的に見れば簡単にわかること。
とはいえ日本では、人と同じであることを良しとする文化が根付いているので、なかなか簡単には、ここから脱却することができないのです。
そのため、自分の好きなものを他人から否定された時、つい、好きであることを隠してしまったというような経験を大なり小なりお持ちではないでしょうか?
また、「自分を認め、好きになるのは難しい」と思っていらっしゃる方も、決して少なくありません。
本当に幸せになるためには、
『自分を認め、自分を受け入れること』
これが私が辿り着いた一つの答えです。
たとえば、家を造るのと同じように、どんなに良い壁材を使っても、土台が弱ければ簡単に壊れます。
経済的、社会的に恵まれていても、一番の味方である『自分を認めて、信じる』ことが出来なかったら、その人の人生は土台が弱い家と同じで、脆く壊れてしまうでしょう。
また、経済的、社会的な豊かさが失われた途端に、取り巻きだった人たちは、簡単に離れていくはずです。
とはいえ、「自分を好きになる」「自分を認める」ということは、言うほど簡単ではありません。
しかも、すぐには結果が出ないかもしれません。
それは、薄皮をはぐように、長い時間をかけて、変化していくものなのでしょう。
自分と人との違いを認め、誰に何と言われようとも好きなものは好きと言える自分になり、また、同時に他の人の好きな物を認め、尊重することが出来た時、以前より確実にステップアップした自分になっています。
最初は、小さな幸せを見出すこと。
この小さなきっかけが足掛かりになるのです。
本当に些細なことでかまいません。
・ちょっと褒められたこと。
・自分が頑張れたこと。
・大好きな人や物を見かけたこと。
などなど、こうした小さなひとつひとつをちゃんと覚えておいていただきたいのです。
なぜか辛い事や心の傷は残るのですが、ささやかなハッピーは忘れるようです。
記憶するのが苦手であれば、簡単なメモ書きでよいので、小さなハッピーや、自分で気づいた自分の良いところを、書き留めていってください。
文字に書き起こすことは、頭で考えるより遥かに、現実に近づくための近道です。
また、人から褒められた時には、つい日本人の美徳『謙遜』が登場し、素直に受け取ることが苦手な私たちですが、これを素直に「ありがとう!」に変えることも、ぜひはじめていただきたいことの一つです。
こうした小さな積み重ねが自分を創り、人と違う自分の良さを恥ずかしく感じなくてもよくなってきます。
人と違うことは魅力なのです。
そして、他の人が好きなことも受け止めることも、この人生でぜひ習得したい生き方です。
自分の幸せが他の人の幸せを生み出すのは、一人で幸せを感じることより価値のあること。
一日、一日、自分の在り方を考えて大切に過ごしてみませんか?
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
○『時間の雫』ブログは、杉山明久実の本人のブログ。
『ヴィーの法則』の裏話や、ラジオでは語れないお話しを
更新しています。
○『あおいくまさんの金運の玉手箱』は、あおいくまさんこ
と、鈴木武さんの人生を素敵に生きるヒントを書いた作
品を、杉山明久実が解説しているコラボブログです。
→『時間の雫』のブログはこちら
→『あおいくまの金運の玉手箱』のブログはこちら