● 2018年4月29日放送
前回はほんの入口の部分までしかうかがえなかった『神武天皇』にまつわるお話。
日本人のルーツを紐解く上でとても重要な、『神武天皇』について、中山さんが丁寧に集めた情報を、今回はじっくりお聞きしました。
さて、今から2700年前に日本の初代天皇として即位された『神武天皇』ですが、一般的には、宮崎県の都城市に近い高原町という場所で生まれたと言われています。
そして、45歳の時に日向市の美々津の港から瀬戸内海を通って奈良県へと入り、橿原神宮で2月11日に即位されたとされています。
このくだりは、『日本書紀』や『古事記』などに、文字で残されている内容です。
このように、生まれた場所が宮崎県とされているので、宮崎県との縁が深く、県内に様々な言い伝えが残っていますが、中山さんは、色々と歴史を紐解く中で、『神武天皇』と沖縄・琉球との繋がりを感じ始めます。
そして、そんな気持ちも持った上で沖縄を旅していたら、ウチナンチュ(沖縄の方という意味)に、『神武天皇』が生まれた場所を示す石碑があることを教わります。
中山さんは、実際にその石碑がある恩納村に向かい、石碑を調べていきました。
すると、石碑が向かっている先にイゼナとイヘヤという島が見つかり、さらにおもしろい発見が……。
なんと、このイゼナという島には、ピラミッドがあり、さらにこの沖合の海底にも、知る人ぞ知る10m級のピラミッドがあったのです。
海の中に10m級の階段状のピラミッドがあるとは驚きです。
しかも、このピラミッドがある、北谷(チャタン)という場所の陸地からは、とても興味深い石板が11枚発見されているそうです(ちなみにこの石版は、沖縄県立博物館に保存され、誰でもが見ることができます)。
この石版の、なにが興味深いかというと、ここに書かれている文字は、日本の文字ではなく、シュメールのもの(くさび形文字)と酷似しているのです。
文字だけを見ると日本のものではないように思える石版ですが、なぜかここに階段のピラミッドが描かれているそうなのです。
これはまるで、チャタンの海底ピラミッドを描いているようにしか思えません。
さらにもう一つ、家島(イエジマ)という場所には、タッチュウというピラミッドの山があり、イゼナ、チャタン、これらピラミッドの3ヶ所の位置関係は、なんとオリオンの三つ星と、まるで同じ形になるのです。
これは、単なる偶然でしょうか?
その上、家島のタッチュウの山頂には1mサイズの足跡のペトログリフ(岩絵)があります。
シュメールの文字の中には足跡の記号があり、神が来たことを表すカミキと呼ばれています。
ここでも、またシュメールなのです。
ちなみに、日本の天皇の呼称は、『スメラミコト』といいます。
『シュメール』→『スメール』→『スメラ』これも単に似ているだけではない何かを感じられます。
ところで、シュメール文字を使っていたメソポタミア文明について、ちょっとおさらいします。
チグリス・ユーフラテス流域から発祥した文明が、世界最古といわれるメソポタミア文明です。
シュメールが終わってバビロニア、それが崩壊したのち、新バビロニアの時代が来るのですが、この新バビロニアの最後の年数から100年後に『神武天皇』が生まれています。
シュメールが、まるで海を渡って東に移動し、再度その文明が始まったかのようです。
ちなみに、8000年前のシュメールでは、ニビルという惑星から来た生命体による人体実験が行われていたという説があるそうです。
有翼の生命体を創り出したり、ウロコのついた魚形の生命体を作っていた、という言い伝えです。
まるで奇想天外なSF小説のようなお話に聞こえますが、そこで作られた人類は最初、現代人とは全くことなり、巨大なサイズであったり、ウロコがあったりしたというのです。
前回のお話にも出てきましたが、『神武天皇』の伝説によると、その身長は3m、身体はウロコで覆われていたと……。
これもまた、偶然という一言では片付けたくないような一致なのです。
これから、さらに巡礼を続け、具体的なことを調査して掘り下げていくという意気込みを語る中山さん。
毎月沖縄を訪れ、パズルの断片的なピースをそろえている真っ最中です。
すでに温めている情報もあるとか……。
次回も楽しみにお待ちしたいと思います。
詳しくは動画をご覧くださいませ。
● 古代でありながら新しい『縄文エネルギー』については
こちらでチェック!