● 2018年3月25日放送
『聖徳太子コード』『卑弥呼ファイル』に続く、次なるシリーズは、『いわれデータ』
『いわれ』とは、神日本磐余彦(かんやまといわれひこ)、つまり、神武天皇のこと。
お約束通り、お話の続きをお届けいたします。
ちなみに、学生時代はテストありきで、年号を覚えるのがメインだった歴史の授業は、正直、エキサイティングとはいえませんでした。
しかし、日本史は、私たちのご先祖さまの歴史ですから、子孫としては、ワクワクするものの筈なのです。
遺伝子にデータ化されている記憶の場所を辿る学問は、『遺伝子の巡礼』であり、導かれながら未来に向けて一石を投じるという歴史観を学ぶとしたら、これほど面白い授業は無かったはずなのです。
そして、中山さんが発する、血の通った歴史の1ページが、またまた幕を開けるのです。
一番はじめの『聖徳太子コード』は、1400年前の聖徳太子にまつわるお話でした。
そこから400年遡った1800年前の卑弥呼のお話が、『卑弥呼ファイル』。
ここからさらに900年遡った2700年前が、初代の天皇といわれている神武天皇の時代です。
この、神武天皇が主役の『いわれデータ』について、お話をうかがっていきます。
さて、日本の天皇家は、系譜として初代から現在までの記録が一部を除き、ほぼ全て残っている、世界で唯一の古い血脈です。
シュメールも古いですが、途中で途絶えていますし、ヨーロッパの王家は、戦いの末に王権を別の一族に取られることを繰り返して現在にいたります。
残されている記述をみると、初代の神武天皇から、いきなり十代の崇神天皇(すじんてんのう)へと飛んでしまっています。
この間の二代目~九代目の記録は残っておらず、『欠史八代(けっしはちだい)』と言われています。
奈良王朝、その前の飛鳥時代、さらに前の古墳時代。
記述が残ってないこの欠けた時代は、魏志倭人伝などの外国からの文献から、推測しながらパズルを当てはめることになるのです。
ただ、ここで中山さん曰く、
「わからないながらも、地球の歴史に繋がるという壮大なストーリーがあり、わかろうとして調べていくと、日本のことだけではなくなってくる。」とのこと。
ふとした拍子に、これまでわからなかったことが飛び出てくることもあります。
私たちの中に脈々と受け継がれてきた遺伝子の歴史が、カギを開けることもあるでしょう。
神武天皇についてひも解いていくためには、『根拠なき確信』を得意とする女性的な感覚で取り組むことが必要なようなのです。
なぜなら、神武天皇に関するとある文献の記述によると……
『その身の丈は3m15cm、胴回り2m以上。
さらに、背びれとしっぽを持ち、しっぽの裏には72枚のウロコがあった』
これは、もはや人間の姿を形容する記述ではありません。
どうやら、神武天皇には、様々な秘密があるようです。
ちなみに、父親は、??草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)、母親は玉依姫(たまよりひめ)と伝えられており、この玉依姫は、神武天皇を産む時には、龍の姿になったとも伝えられています。
そして、祖母は豊玉姫(とよたまひめ)。
なんと、この母と祖母、つまり玉依姫と豊玉姫を更にひも解いていくと 竜宮城、乙姫さまへと行き着くらしいのです。
以前もこの番組でお話しいただきましたが、中山さんの説では、竜宮城は、奄美大島から台湾までの道(沖縄)に存在したとのこと。
これで、竜宮城、乙姫さまと神武天皇が繋がってきました。
つまり、神武天皇と沖縄の関係が浮上してきたのです。
大変残念ながら、ここで時間切れ。
続きは次回のお楽しみです。
私たちの遠い遠いご先祖も拝んだに違いない神武天皇。
今後のお話の続きから目が離せません。
詳しくは動画をご覧くださいませ。
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