● 2018年3月4日放送
地球上で生きている私たち人間のほとんどは、幸せになりたいと思っています。
毎日の生活で幸せを見出すのは難しいと感じているかもしれませんが、とある扉を開けると、すぐにでも幸せは手に入るのです。
実は今、ここに生きていること自体が、かなりの奇跡的な確率だということ、ご存知でしょうか?
これだけでもハッピーなのです。
とはいえ、「人生が全て思い通りと」いう方はまずいません。
起きてしまう色々な出来事、不幸な出来事に翻弄されます。
そして「なぜ私だけがこんな目に遭うの?」とか、「絶対、自分のせいじゃない」といった、気持ちに陥ることもあるでしょう。
ところが、幸運のカギは、
『自分に起こっている全てのことは、自分が選んだことだと、心の底から納得すること』
ただ、それだけなのです。
「誰のせいでもなく、全ては自分が選んだこと」と思いながら人生を積み重ねていくこと。
これこそが人生を好転させ、幸せを引き寄せる方法なのです。
私がこのことに気づいたのは、何度も人に裏切られたからです。
ひどい裏切られ方を何度も味わいました。
そこで、「裏切られた」という出来事は、どういう状況なのか考えてみたのです。
するとそれは、
「自分が信じていたことと違うことを、相手からされた」
と自分が感じている状況なのだと、わかったのです。
全ての出来事には相手がいます。
そして、その相手を信じたのは、ほかならぬ自分です。
ある時、全てのことは、自分が選んだことなのだと、実感できました。
この時点から、人生は好転してきたのだとも気がつきました。
最初は、約束と違うことをした相手を恨み、自分の日常を脅かすほどの、あまりに悲惨な状況に呆然としたこともありました。
でも、冷静に、客観的に、自分を振り返ったとき気づいたのは、どの相手を選んだのも自分だったということ。
正直、この結論を受け止めるのはイヤでした。
でも、どの出来事も、観察すればするほど、選んだのは自分なのだという結論にいたるのです。
ここでの重要なポイントは、選んだり、決めたりしたのは自分であると受け止める必要があるのですが、そのように受け止めることと、相手の行為に正当性があるか否かは、全く別の次元であることを、ちゃんと区別することです。
相手の行為は褒められた内容ではないどころか、場合によっては犯罪を犯していることだってあります。
そんな時、相手を責めたい気持ちでいっぱいになるでしょうし、どちらが悪いのかを決めたくなるのですが、その考え方の先には、良い発展はありません。
どんな出来事にも、そこにいたるまでの様々な経緯があるので、簡単に物差しで測れるものではいのです。
相手を悪者と認定してみても、一瞬溜飲が下がるだけで、自分の幸せをつくるための根本の解決にはなりません。
幸せは、正しさの追求の先にはないのです。
「自分にとってのこれからに、この出来事をどう活かすか?」
そこでしかないのです。
その状況になる最初の時期に、相手との関係性を受け入れた時を思い返せば、自分が相手を選んでいたことにイヤでも気づきます。
それは配偶者であったり、職場であったり……。
間違いなく自分で選んでいます。
自分で選んだというその事実を、しぶしぶでも受け入れることができたらラッキーです。
「人のせいでなく自分の決断で起きたこと」この考えを前提にしたところから、どうやら幸せがつくられていくのです。
幸せは自分でつくるものです。
誰かに依存したとたんに、得られなくなるものです。
自分の人生のすべては自分が選んでいます。
自分の決断によってのみ人生は進んでいるのです。
これが本当に実感できた時、幸せな人生への鍵を手に入れたことになるのです。
自分の幸せを邪魔しているのは、ほかならぬ自分自身の考え方なのです。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
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