● 2017年9月17日放送
IT化がどんどんと進み、それに伴い仕事のスタイルも日々変化していきます。
環境が変わり、働き方も変わってきた今の時代。
実践で役に立つ『働き方改革』を提供されている並河さんにお話をお聞きしました。
どんなにテクノロジーは発展しても、機械にはできないことがあります。
それは、企業を構成する人と人との繋がりの調整。
これが円滑に行われないと、会社そのものが成り立ちません。
どうしても最後はコミュニケーションなのです。
なぜならば、人を管理するのも人だからです。
今年の4月に設立したばかりのフレッシュな会社、株式会社EXCITING PROJECT(エキサイティング゙・プロジェクト)の代表取締役の並河康一さんは、サラリーマン生活23年間、6社の企業を経験された管理職のプロフェッショナル。
まさにその『円滑な人間関係』をケアすることを目的としている(株)EXCITING PROJECTは、一言で言うと、『働き方改革』を起こす会社なのです。
仕事で精神的な問題を抱えるクライアントが増えている現在。
その需要に応えるべく、働き方の改革を目的として、サービスを提供している会社は多いのですが、主に二種類のタイプに分けられるそうです。
二種類とは、『ハード』か『ソフト』の二つ。
ハード:制度などを整えることに重点を置いた会社
ソフト:人との話し方などに重点を置いた会社
並河さんのEXCITING PROJECTは、ソフト面を重視しています。
クライアント企業の10~50名くらいの方に向けて行う講習によって、問題を解決していく方法を取られています。
様々なメニューがありますが、一番得意とするのは、マネジメントにおける実体験の話だそうです。
うまくいった体験談は勿論、失敗談もふんだんにお話になるとか。
ここでひとつ、並河さんに講習でお話しする具体例を教えていただきました。
上司が部下を呼ぶ時に出る、「おい、ちょっとお前!」です。
こういう言葉づかいは、よくあることですが、怒っている時に『お前』という言葉が出ると、部下からはパワハラと解釈されるのだそうです。
そして『パワハラ』以外にも、『モラハラ』『セクハラ』、さらには、最近は新入社員に向けて、『終われ、終われ』と連発する『オワハラ』と、どんどん項目が増えてきており、『○○ハラスメント』に、今や上司も部下も神経質になっています。
コミュニケーションのメインのツールは『言葉』
言葉の使い方を間違えると、せっかくうまくいきかけていたことも台無しになりかねません。
だからこそ、同じチームで仕事をしてる仲間ともっとコミュニケーションをとっていく必要があります。
そこで、「こういう時はこういう風に」、という具体的な例を挙げながら、並河さんは『働き方改革』を推し進めているのです。
先ほどの『お前』の例で言えば、怒っている時こそ、きちんと、「○○さん」、「◇◇君」と呼ぶのが、コミュニケーションを円滑にする基本だと、並河さんはおっしゃいます。
現在、並河さんは、自分より20歳以上若い方や、自分よりだいぶ年上の方、また、性別も関係なく円滑なコミュニケーションによって、良い人間関係を作るのが得意だそうです。
そんな並河さんが目指しているのは、今 ご本人が取り組んでいる『働き方改革』そのものが必要無くなる社会を作ることだそうです。
「昔そういえば『働き方改革』なんてのがあったよね? 今じゃ当たり前だけどさ。」と言われる社会が、10年後といわず、5年後に実現することを目指されています。
皆にプライベート時間があって、会社も充実し、家庭も大切にできる世の中。
本当にそういう世の中が早くきてほしいものです。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
● 『すべてが実体験!』
自分の仕事や今の会社ですぐに役立つ内容。
実体験に基づいた、様々な講習メニューを
お届けしています。
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