● 2017年4月30日放送
『ランチェスター戦略』の8大項目について、ランチェスター経営 大森代表・山下奈々さんに噛み砕いて教えていただきました。
この考え方は、身近な様々な問題にも応用できる凄技なので必見です。
まず、その8大項目とは、どんなものでしょうか?
・商品戦略 ・地域戦略 ・業界客層戦略 ・営業戦略
・顧客維持対策 ・組織戦略 ・財務戦略 ・時間戦略
と、この8つ。
やはり言葉だけだと硬い感じがして難しいなと思われるかもしれませんが、実際には、オンリーワンの自分の強みを活かすというシンプルな戦略なので、家庭内や子育てなどにも応用できる身近な方法なのです。
とかく、行き詰っている人間の頭の中は、どこから手を付けていいかわからない状態に陥っています。
ところが、迷路にはまり込んで、諦めたくなった状態の人でも、出口の方向さえ示されれば、一歩ずつ進むことで、ちゃんと出口にたどり着けます。
山下さんは、顧客の悩みや問題解決の糸口を見つけるためには、とにかくよく『聴く』ことに徹するとおっしゃいます。
人は自分の抱えている問題を誰かに聞いてもらうだけでも、おのずと自分で解決策を見いだせたり、自分の口で問題を話すことで明確になってきたりすることがあります。
それを聞いてくれるのがプロであれば、尚更です。
そしてここからが山下さんの本領発揮。
『絞り込む』こと。
これが、とても重要なポイントなのだそうです。
『何を』『どこの』『誰に』『どうやって』伝えるか?
『顧客は何を伝えたいか?』=『商品戦略』
『何をどこに伝えたいか?』=『地域』
などなど……
順番に8つ項目に当てはめながら、絞り込んでいくことで、道筋がはっきりしてくるようです。
『必要なのものはこれ!』と、たいていの場合、会話をしていく中でご本人が、見つけることが多いそうです。
『答え』が見つかり、解決の道筋を見つけられ、それまで気づかなかった『強み』をも客観的に知ることが出来て、皆さん一様に喜びの表情を示されるそうです。
また、山下さんがよく相談を受ける案件をお聞きしたところ、それは『営業活動』だそうです。
『営業』とは、伝えたい商品のことを伝えに行くこと。
本当はシンプルなことなのですが、実際には多くの方の苦手とするところなのです。
伝えたいことが叶わなかった時の『失敗』は、誰にとっても怖いものだからでしょう。
でも、この『伝える力』を強くしていくお手伝いも山下さんが二人三脚でなさっています。
ターゲットとなる客層の絞り方、誰に伝えるか、どう伝えるか、そして、失敗を乗り越えるためのアドバイス、などなど。
彼女の手にかかれば、苦手と諦めていた『営業』さえも大きな底力となっていくでしょう。
ランチェスター経営の奥義、もっと知りたいものです。
詳しくは動画にてご覧くださいませ。
● ランチェスター式経営戦術コンサルタント
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