Ｕｍｉ『シンギング・リン』

　■　『シンギング・リン』セラピスト　Ｕｍｉさん

●　2017年4月30日放送

日本発祥の『シンギング・リン』という楽器の音色で、心身の癒しを提供しているセラピストのＵｍｉ（ウミ）さん。
『シンギング・リン』にまつわる素敵なお話をお聞きしました。

お仏壇にある『お鈴（リン）』とチベット密教の『シンギングボール』との融合によって誕生したのが、今から１３年前。
誕生から日の浅い『シンギング・リン』ですが、聴く人の心のみならず、身体の痛みを癒し、逆子まで正常にするパワーを持っている、これからが楽しみな『和』の楽器です。

見た目にも、黒の漆が塗り重ねられた『和』のテイストで、見ているだけでも、落ち着くビジュアルです。

現在、Ｕｍｉさんを含め、日本には数十人のセラピストがいらっしゃいますが、すでにオーストラリアにも広がりつつあるそうです。

そんなシンギングリンとＵｍｉさんとのなれ初めは６年前。
ヨガのインストラクターでもあるＵｍｉさんは、とあるヨガイベントに参加したことから、運命的な出会いを果たします。

この時のイベントの主催者が『シンギング・リン』の開発者の方であり、参加された方々が皆、口々に「リン」「リン」と言うのを聞いて、興味を持ちます。
そして、皆さんのその熱気と、「これからこの楽器は世界に行く！」という言葉が彼女の琴線に触れたのです。

そこから後は一直線、今や『シンギング・リン』のセラピストとしても活躍中のＵｍｉさんなのです。

さて、『宇宙の音』とも言われ、胎内にいた時を思い出すような音を奏でるこの楽器。
人間の内側にある深い振動・波動・共鳴を呼び起こすパワーが、この『シンギング・リン』にはあるようです。
グランディングさせる力がとても強いとも言われます。

実際に医療や介護の世界でも、多くの方の身体の問題がこの『リン』の音色で癒されています。

物事を調和させる力を持つ『シンギング・リン』は、バランスを崩したことによる身体の不協和音も整えてくれるのでしょう。

サウンドドレナージュと言われるヒーリングで、痛い所にこの『リン』の共鳴をあてることで痛みが緩和されます。
また、この『リン』を直接頭に被って、頭全体に音のシャワーを浴びることもできます。
すると、カチカチに凝り固まった頭がほぐされ、身体も緩んで「ずっと被っていたい」と思ってしまう方までいらっしゃるとか……。

そして今、『シンギング・リン』のセラピストの皆さんには、素晴らしい目標があります。
数年後にひかえた東京オリンピック、そのオープニングで演奏することです。
『オリンピック』という言葉には、『リン』という響きが入っています。
日本発祥のこの和の楽器で、大勢の演奏者が、素晴らしい調和の振動を起こしたら、どんなすごいことが起きるでしょうか？

『シンギング・リン』の共鳴は、これから世界に広がっていくでしょう。

詳しくは動画にてご覧くださいませ。

『ユホビカ』という雑誌の４月号でも『シンギング・リン』の紹介が取り上げられました。
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