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 ■ 『縄文エネルギー研究所』vol.011 中山 康直さん


● 2017年2月5日放送

ディーゼルエンジンは、最初は植物油で動くことを想定して作られたエンジンだそうです。
あまり知られていないこの事実について、中山さんにお話をお聞きしました。

交通機関を飛躍的に発展させたこのディーゼルエンジンは、最初は燃料にピーナッツ油が使われたことを知っている方は、おそらく少ないはず。
開発者のディーゼル氏は、もともと、植物の油を利用することを想定して設計したということに、びっくりです。

現在のエネルギーのメインである石油は、主に日本から遥か遠くの中東で掘られ、膨大なエネルギーや自然破壊を伴って、現在世界の自動車や飛行機を動かしています。
「自然は大切だけど、やっぱり移動には足が必要だし、電気も必要。そのためには多少公害を起こしても、石油がないと話にならない。」と、私たちは思いがちです。

でもこれがもしも思い込みだったとしたらどうでしょう?

冒頭のようにディーゼルエンジンは、植物性の油で動くエンジンなので、車だけでなく、発電にも利用できます。
視点をちょっと変えたら素晴らしい世の中になるという気づきに、私たちはようやく到達しているのです。

麻の実オイルで走る車・ヘンプカーのプロジェクトは、2016年に2000キロの走行を達成しました。かかったオイルの量は300リットルで、使った麻の量は1トン半。
みんなで絞った手絞りのオイルでした。
「燃費も、馬力も良くなるし、黒煙もでない。デメリットがない。」
と中山さんはおっしゃりながら、茶目っ気たっぷりに「ひとつだけデメリットがありますよ。」とも付け足しました。

麻の実オイルで走るヘンプカーは、運転していてとても気持ちいいそうです。
どういうわけかとてもリラックスした気持ちになれるので、もしも時間に終われたビジネスマンの通勤ならば、緊張感がなくなっちゃうのではとのこと。

自然の植物オイルを使った日常は、従来の価値観や生活サイクルまで変えてしまうかもしれません。

述べ100人以上が試乗会でヘンプカーを体験されましたが、保育園でも沢山の園児が一人一人搾油機に種を入れたそうです。
自分たちが入れた種が燃料になるのを直に見て、さらにそのオイルを飲んだり、絞られた後のカスを食べたといいます。
「美味しい!!」
それが子どもたちの感想でした。

「うちの車のは飲めないし、食べれないよ。」
「今日お父さんに言うよ。」
「今日の日記に書くよ。」
子どもちのピュアで敏感なセンサーには、植物オイルで走る未来型の車の印象は、大人が感じる以上に確実に根付いたようです。

九州を走るに備え、高千穂で300リットル中の80リットルの麻の実オイルが搾油されました。
高千穂は農業世界遺産に認定された土地柄で、すでに搾油機が一台購入されています。
九州一周する搾油場として、神々の里・高千穂での搾油。
なんとも最先の良い場所です。

色んな気づきを得れたヘンプカープロジェクトは、今年は宮古島でヘンプシッププロジェクトとして新たな展開を見せていきます。

詳しくは動画にてご覧くださいませ。

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