● 2016年10月30日放送
日常生活の中で私たちが毎日行うコミュニケーション。
家族・クラスメイトとも、あまり意思の疎通が図れなかった子ども時代から、現在にいたる道のりと、そこに関連するお話を語ってみました。
実は、『しゃべる』ことを仕事にしている方の中には、やはり話すことが苦手だった方は多いと言われています。
その誰もが、その人なりに『しゃべる』ための努力をコツコツと積み重ねて行ったのは間違いないでしょう。
世界的なピアニストになれる才能があったとしても、もしその人が何もしなかったら、『きらきら星』さえ演奏できないのです。
まず、コミュニケーションで大切なことは、キレイに話すことではない、と思っています。
◆正しく伝えること。
◆伝えたいことが伝わること。
◆相手の方が伝えたいことを正しく受け取ること。
そういうことを大切にしながら、14歳の時から自己流で、コミュニケーションのトレーニングをはじめました。
大げさに聞こえるかも知れませんが、人と話すことがかなり苦手だった子ども時代を経験した私には、会話が上手に出来ることは生き抜くことであったとも言えるのです。
相手の表情やしぐさ、取り囲んでいる周りの環境をしっかり『観察する』こと。
この癖をつけたことは、その後のコミュニケーション力向上にはとても役立ったと思っています。
私たちは一人ではありません。
家族・友人・同僚など、周りの多くの人たちと考えを交換し、助けあい、時には意見を闘わせたりして日々を過ごしていきます。
コミュニケーションを通して、ほぼ全ての問題が解決するといっても過言ではありません。
コミュニケーションは、人生を大きく変えるツールです。
周りとの意思の疎通が円滑になれば、内に溜め込む物も減り、それだけ人生はハッピーになります。
コミュニケーションを使うことで、状況を良い方向に導くことも可能になるのです。
何かの壁に突き当たった時、悲観的な気持ちになることは、誰にでもあります。
でも人は、そこから抜け出す力も持っているのです。
わずかでも努力を重ねていくと、薄皮を剥ぐように何かが向上してきます。
その変化が自信を持つことへと変わるでしょう。
コミュニケーションは、そんな自分の持つ力を引き出すだけでなく、壁に突き当たっている相手の能力を引き出すことも可能にします。
そうやって人間関係のトラブルが減っていった結果、年々楽になっている私がいます。
私だから出来たのではありません。
続けることを選択したというだけのことなのです。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
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