● 2016年10月2日放送
『ラジオdeハピネス』も今回で4年目に突入します。
いつもなぜか節目にご縁のあるこの方、日本お助け隊の片町さんにお越しいただきましたが、実は、お助け隊の活動も、つい最近節目を迎えたというタイミングなのです。
初期のころの喫茶店でのご相談や、毎月1回のセミナーなど、様々な形式をとりいれながら、お助け隊は多くの方々と一緒に歩んできました。
そんなお助け隊ですが、今回のご出演のほんの少し前には、設立5年目に突入し、セミナーも50回目を迎えられたそうです。
これもきっと何かのご縁なのでしょう。
さて今回は、代表の片町さんからのインフォメーションです。
日本お助け隊は、今回の節目に際し、新しい形態で皆様と関わっていこうと考え、セミナーという形をやめ、座談会形式を取り入れるそうです。
これまでは一方的に皆様に情報を発信していたのですが、原点に戻ろう、という考えから出たアイデアとのこと。
離婚や消費者問題など、様々な問題はありますが、一つ一つの問題は、多くの方の共通のテーマでもあります。
もともと、オープンな姿勢をモットーにしてきた『お助け隊』
なんと片町さん自ら書かれた、300ページにわたる貴重な資料を、希望する方に無料で差し上げてきたというので、びっくりです。
ところで、クライアントの方のご相談で、多いものは、「そんなこと、訴えても、どうせ法的に無理ですよね?」という言葉からスタートするようなご質問だそうです。
一例を上げると、病院で手術の際に書く誓約書。
『誓約書』を書いたからには、何か起こっても、訴えることができないと、多くの方は思い込んでいます。
万が一、手術が失敗した場合、手術費や治療費以上に負担となる、手術後の生活費。
だからこそ、誓約書を書いても納得できない方々が、お助け隊に相談に来られるのです。
片町さんのお話によると、「まず、こういうケースのご相談者は病院に不信感を持っています。その不信感を弁護士に感情的に吐き出すよりも、病院に直接お話することで、信頼関係を取り戻せます。そこから解決の糸口が見つかっていくのです。本来その相談に乗るのが弁護士です。」
法律遵守は大切ですが、それと合わせて、倫理観はちゃんと生きていると、片町さんはおっしゃいます。
「弁護士さんに頼んでるけど動いてくれない。」
という方は、弁護士さんへの頼み方を知らない方だと、片町さんはおっしゃいます。
頼む側のスタンス、頼み方を、しっかり理解することは、実は、クライアントさんに一番メリットが生まれることなのです。
だからこそ、そういう頼み方のノウハウを普及させていく座談会は、今後一層、皆さんのお役に立つアドバイスの場所になるはずです。
クライアントと弁護士とのチームワークで、無理だと思われていた結果が変わり、なんと、一番変わるのは役所だそうです。
片町さんのお話は、今回も皆様の生活に大きなヒントとなる内容が盛り込まれています。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
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