● 2016年9月18日放送
今回も『断捨離』に関連するお話をしています。
『執着』という角度から、手放すことの意義、『今』あるもののありがたみについて語っています。
「もっとこうだったらいいのに」「あれが欲しい! 買うのは今ちょっとムリだけど、でも欲しい!」
私たちは日々、様々な思いを持って暮らしています。
無くてもよいものに『執着』している点があるかもしれません。
病気になってみて初めて健康のありがたさを知るというのは、誰もが経験していることでしょう。
欲しいと思っているあの服も、もしもその体調の悪さが続いたら、それどころじゃなくなるのです。
夢を持つことはとても大切です。
無駄な執着を手放すことも、とても大切です。
そしてこの二つの匙加減は、時にバランスを失うものです。
住んでいる家や持ち物で、その人がどんな人かわかるとはよく言われます。
いろんなモノを買って、そして手放して、たまに、人さまから色々なモノをいただいたり……。
そうやって手元に残ったものが、本人の今を示すのではないでしょうか?
モノを捨てきれずに、沢山のモノで溢れかえった住まいは、おそらくその人の頭の中も、同じ様に沢山の思いが整理できないまま溢れかえっているかもしれません。
モノを大切にするのは勿論大切なことですが、使わないものを「いつかは役にたつかも。」と思いながら溜め込んでいると、執着が生まれます。
『断捨離』という言葉が、多くの方々に支持されているのも、如何に執着が私達の感性を鈍らせるかを、誰もが心の奥底で知っているからでしょう。
実際に暮らし方を整理して、荷物の少ない風通しのよい空間をクリエイトしてみると、無駄な買い物も減り、頭もスッキリして、ものの考え方の回路が変わってくるのです。
欲しいという感覚が起こりにくくなり、自分にとって必要なものとそうでないものがわかってきます。
さらに、自分のしたいことをするようになり、したいことだけをしていても、本当に欲しいものがピンポイントで向こうからやってくるようになるのです。
現状を変えるのは、確かにとてもエネルギーが要るでしょう。
そこを踏ん張って、そして潔く手放すと、途端に視界がスッキリとしてきます。
ちょっとだけ頑張って、今を変えてみませんか?
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
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