西本進司『森崎秀昭の世界に伝えたい会社』vol.022

　■　『森崎秀昭の世界に伝えたい会社』 vol.022
　　　『株式会社草流』代表取締役　西本進司さん

●　2016年8月21日放送

美容室は、ついつい浮気してしまうそんな女性も多い中。
特筆すべきリピート率を誇る美容室「草流（そうりゅう）」の代表・西本さんに、その秘訣をお聞きしました。

西本さんは現在、練馬を中心に４店舗のお店をお持ちです。

小学校時代に既に「社長になりたい。」と、ご自分の進路を決めていた西本さん。

高校卒業時に、美容室で仕事をする道を選ばれましたが、美容師を極めるのではなく、「最終的には美容室の経営者になる。」という思いをもって、専門学校卒業後に現場で７年間修行されました。
子どものころから一貫してブレていない、西本さんのすごいところです。

実際に美容室の経営をスタートしたのは２７歳の時、それから四半世紀経って現在にいたります。

美容室の寿命は意外と短いと言われる中で、長期間人気を保ち続け、さらにお店を増やしていくということは、至難の業のはず。

西本さん曰く、その秘密は、スタッフの方々の存在だとおっしゃいます。

美容室は一人ではできません。
チーフ美容師さんは勿論、アシスタントや、シャンプー専門のスタッフがいて、みんなで一人のお客様のサービスを創り上げていきます。

当然、お客様にも、スタッフさん達の微妙なチームワークは感じられるもの。
草流のスタッフさんのチームワークや相互の信頼関係は、抜群だとの評判です。
何よりの証拠は、スタッフのみなさんの定着率で、なんと、１０年は勿論、２０年以上働き続けている方々ばかりなのです。

離職率が高いと言われていれる、美容室の業界の中で、勤続１０年超えという状況をキープすることは、並大抵のことではありません。

ここに、草流ならではの、もう一つの秘密があるのです。

実は、７年間の修業中に、西本さんご自身が、ご自分が嫌だと思ったことは決してご自分のお店のスタッフには味あわせないと決めていました。　
一番気をつけたことは、人間関係だったといいます。

西本さんがスタッフの方々のために実践しているユニークな心配りは、動画の中でも詳しく語られています。

さらに現在、新たに不思議なお店も店舗に加わりました。
「子どもがいても働けるお店」をコンセプトに、バリ島アマンリゾートをモチーフにしたリラクゼーションテイストのおしゃれなお店『アマン店』です。
スタッフがお子さんと過ごせることを配慮して、美容室なのに定休日は日曜日です。

お客様や仕事仲間に幸せを提供しながら、ご自分も幸せになるという、ブレない道を邁進中の西本さんは、今後も更に周りをハッピーにしていかれることでしょう。

詳しくはぜひ、動画をご覧くだいませ。