● 2016年7月17日放送
昨年11月9日に、一般社団法人『子どもの笑顔』を設立した岩堀先生から、「子どもたちを笑顔にしたい」
という思いが詰まった『宝物ファイル』の講座についてお話をうかがいました。
『宝物ファイル』は、元々、岩堀先生が小学校の先生をなさっている時にご自身で発案されたファイルです。
ご自身の受け持つクラスの中で1年を通して子どもたちとともに一人一冊以上ずつファイルを作っていくワークでした。
自分の大好きなものをクリアファイルに入れていくことが基本なので、誰にでも作ることができるファイルですが、
実は、子どもだけでなく、かつて子どもだった大人の方にも、素晴らしい変化をもたらします。
以前から「子どのたちだけでなく、これを大人向けにしてぜひ提供してほしい。」
という沢山の声が上がっており、福井県のカウンセリング協会からも同様のリクエストがあったといいます。
そこで、社団法人の立ち上げとともに、『大人向け』に力を入れ始めました。
確かに、笑顔が少なくなってきた現在のお子さんたちを元気にすることは非常に大切なのですが、
その子どもたちを見守るご両親、さらにお祖父さんお祖母さんにも元気になってもらうことは、とても重要なポイントです。
それだけではありません。
こういう機会がなければ、日々忙しさに忙殺されている大人たちは、自分を見つめ直すチャンスもないまま、
もしかしたら一生を終えるかもしれないのです。
「大人たちに、これまで生きてきた証を振り返ってもらおう。」
という思いから、作られた大人バージョンは、大人向けにアレンジされた深いものです。
実は岩堀先生は、ご自分が研究してきた物が科学的に実証されることを確信し、大阪大学の大学院で脳科学を勉強していらっしゃいます。
そして検証の結果、やはりご自分が作り上げてきた物には確たる科学的根拠があったことを再認識されたのです。
だからこそ、この講座がスタートして間もないうちから、多くの方に、目に見える大きな変化が現れているのです。
『昔の自分に会いにいく』
『子どもの頃、大人から叱られたりして傷ついたことに、今、大人になった自分の目線で対面してみる』
こうしたワークを行うことで、思い込んでいたネガティブな思いが解けていきます。
岩堀先生はおっしゃいます。
「子どもの頃のそういう記憶は、辛かったことだけに焦点をあてているもの。
でもよく思い出してみると、同時に楽しかったこともあったはず。」
確かに同じくらいの時期に写った写真をアルバムでみると、楽しそうに笑っている自分と対面するものです。
セッションではそこに時間をかけてアウトプットしていくそうです。
もしもこの講座が、会社などで社員教育として適用されたら……。
怖い顔をした部長さんも、苦手と思っていた先輩も、彼らが持ってきたアルバムに写っている小さい頃の写真は、どれも同じく
『あどけない子ども』なのです。
これが広まれば、社内に心の垣根がなくなり、助けあえる会社になることでしょう。
そして、「宝物ファイル・ベーシック講座」を終了された方々は、
「自分もこの講座を広めて行きたい」
という思いにを持ち、講座を主催できる資格を取得できるマスター講座へと進まれています。
これから2年先、10年先に、『宝物ファイル』は、どれほど多くの方に、失った宝物を取り戻させているでしょうか?
詳しくは動画にてご覧くださいませ。
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