● 2016年7月10日放送
世の中にコンサル業はたくさんありますが、『Re value design』は、町のお医者さん向けに特化したユニークなコンサルを行っているということで、 代表の宮内さんにお話をうかがいました。
コンサルを得意とする方はいらっしゃいますが、宮内寿秀さんにとってそれはまさに天職のようです。
もともと人と繋がることに才覚があったのでしょう。
かつてはオートバイのレーサーとして活躍していた宮内さんでしたが、つてを辿って、
オートバイとは全く関係ない外資系製薬会社にMRとして務めることになったのです。
MRとは、medical representativeの略で、日本語では、医薬情報担当者。
つまり、 医薬品の適正使用のため、病院などを訪問し、医薬品の情報の提供や伝達を行う人のことです。
持ち前のコミュニケーション力で、MRとしてメキメキ頭角を現してきた宮内さん、
町のクリニックで、院長先生やスタッフの方々と接するうちに、宮内さんの才能に、どんどん磨きがかかっていきました。
そして、院長先生はじめとしたスタッフ全てに病院経営に関するコンサルを行い、
病院が患者さんを獲得できるようにしていこうというアイデアが浮かんだのです。
例えば歯医者さん。
裕福で優雅なイメージがありますが、実は、歯科の数はコンビニの数より多く、クリニック間で患者獲得の激戦が起こっていると言われます。
この激戦をくぐり抜けて患者さんを獲得する為には?
ずっと同じ場所にいると見えなくなってくることがあります。
例えばそれは、患者さんへの言葉かけであったり、院内のインテリアであったり、些細なことに見えても、そこに差が現れることもあります。
こうして、宮内さんはコンサルとして独立する道を選び、現在の会社を立ち上げました。
また、町のお医者様だけでなく、大病院のお医者様達も、コミュニケーションという問題では、宮内さんのような方のアドバイスを必要としています。
お医者様にとって、『問診』は絶対必要なものですが、医療に従事するお医者様は、
意外にコミュニケーションを勉強する機会を持たないまま今にいたる方が多いそうです。
そのため、宮内さんは、大病院へのコンサルとして、一般社団法人JaMITAC(ジャミタック)日本医療面接訓練評価センターを立ち上げています。
(厚生労働省は、今後、『問診』を『医療面接』という言葉に変更する意向)
このように、お話を聞くだけでも、宮内さんの超ご多忙ぶりが伝わってきますが、日本中にコンサルを必要とする病院があり、宮内さんは一人です。
現在、宮内さんはご自分と同じようにコンサルができるMRや、ファイナンシャルプランナー(FP)を育成する為に、事業セミナーを動画オンデマンドサイトで展開していく計画を立てています。
自分の町のクリニックにコンサルティングできるMRやFPにご興味のある方、ぜひ宮内さんのサイトにアクセスしてみてください。
詳しくはぜひ、動画をご覧くだいませ。
● 『MR』の方向けのセミナーを開催
医療業界を最適化するための情報発信基地です。