● 2016年7月3日放送
本当にお金の問題で困っているにも関わらず、以前ならどうにもならなかった中小企業を支援する、
新しい金融会社を『日本お助け隊』代表理事の片町光晴さんが設立されました。
某人気金融ドラマでも、中小企業の社長である主人公のお父さんが、借り入れができない為に会社を立て直せず、命を断つ逸話がありました。
お金に対する問題は本当に深刻で、『お先真っ暗』という状況に陥っている中小企業は日本全国に大量に存在しています。
「もしも、あの時に必要なお金があったら、間違いなくやり直せたのに……。」
という話は、いくらでもあるでしょう。
さて、片町さんが代表を務めるその会社の名前は、『新みらい』
『新みらい』が一番重要視している『お金に関する困りごと』は、『仮差押え』という時の『供託金』の支援です。
ちょっと、複雑なのですが、あるA社という会社が、B社にお金を支払ってもらいたいという例でお話します。
B社には『お金』になるモノがちゃんとあります。
しかしB社は、諸事情があって支払ってくれません。
A社は、すぐに現金が必要で、正規の裁判をしている時間の猶予はありません。
こういうケースの場合に、有効な方法が『仮差押え』という制度です。
B社が持っている、もしくはまもなく入金されるであろう『お金』を『仮』に『差し押さえ』てもらう法的措置です。
しかし、この措置を行ってもらう際に必要な『供託金』が、A社に『ない』のです。
おおよそ、2~300万円という『お金』が用意できないために、A社は、『仮差押え』ができず、
B社からの支払いを受けることができないことになります。
その結果、A社は、自分の会社の支払いが滞り、倒産することになります。
「ここの部分に、お金を貸しましょう。」
というのが『新みらい』なのです。
「こうした中小企業の泣き寝入りという事柄を、僕はなくしたい。」と片町さんはおっしゃいます。
さて、『新みらい』の取り組みは、他にもあります。
経営難で倒産の憂き目を見る中小企業への、新しい角度からの支援です。
銀行からの融資をリスケジュールして方向性が見えてきたのにお金がない、という中小企業は沢山あります。
これまでの金融機関は、そういう会社にお金を貸すだけでしたが、片町さん率いる『新みらい』は、
会社立て直しのお金を貸し、その会社に対して、経営の『アドバイス』を行っていくという方針だそうです。
もともと日本お助け隊は、『おせっかい』をモットーとしています。
中小企業には、秘められたパワーや可能性がたくさんあるにも関わらず、経営は自己流で、
金融のノウハウを知らない社長さんや会社役員で成り立っていることがあるのです。
その点、お助け隊は、この道のプロ集団です。
お金も借りられ、プロからの確実な経営アドバイスも受けられ、
『潰れようがない会社』になるならば、これからの日本の中小企業は活気づいていくのではないでしょうか。
日本お助け隊の今後の活躍は、この『新みらい』の内容を例にとってもお分かりいただけるように、今後もどんどん進化していきます。
色々な問題で行き詰まった時、最後には、こんな心強い味方がいてくれる事を、ぜひ皆さんにも知っていただきたいです。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
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