● 2016年6月12日放送
人間が生きていく上で重要なテーマの『食』ですが、杉山明久実の『食』のスタイル、
『なんちゃってベジタリアン』という独自のスタイルについてお話しています。
「体力をつける為にもお肉を食べなさい。」
「お肉を食べないと大きくなれないよ。」
子どもの頃からよく言われる言葉です。
この言葉によって、私たちは、身体を作るため、力をつけるためには、『肉が必要』という考えを持つことになったのではないでしょうか?
ここで思い出していただきたいのは、長時間走り続けられる馬や、一日中農作業のお手伝いをしてくれる牛は、草しか食べてないということです。
肉食動物であるライオンや虎は、肉を食べた後は消化の為にじっとしています。
つまり肉を消化するという事は、それ自身がエネルギーを使うということなのです。
私たち日本人の祖先は、古代から十数世紀にわたって肉を食べない生活をしてきましたが、
現在社会に見られるような多くの病気に罹ったという記録もなく、
むしろ現代人に比べてかなり健康かつ健脚であったというような記録を様々な文献で目にします。
さて、本題です。
杉山明久実が、どのような経緯で、厳格なベジタリアンへの道へと至ったのか?
さらに、そのベジタリアンの食生活を一旦手放して、ゆるゆるの『なんちゃってベジタリアン』になったのか? ということ。
この変遷には、いくつもの理由がありますが、大きな要因は『食事』というものの意味合い。
何を食べるか? 誰と食べるか? どんな気分で食べるか? ここがとても重要なのです。
さらに『食事』が、人と人との繋がりの『場』でもあるということがとても大切だということに気がついたからです。
周りの方々が、お肉やお魚をメインとした一般的なお料理を食べている中で、自分一人がそれらの料理をいっさい口にしないという状態は、
少なからずひずみを生み出します。
特に、知り合ったばかりの人と、食事を通して円滑なコミュニケーションを取る場合は、なおさらです。
人間の身体は、草食にも肉食にも対応できるという特性も踏まえ、それでもやはり身体に負荷がかかりがちな肉食よりは、
ベジタリアン寄りの食生活を選んだということが、答えなのです。
『何事も中庸が良い』とは、お釈迦様の言葉でもありますが、偏らないしなやかな生き方は、今後の生活の色々な場面で、
ぜひ心がけていきたい考え方、生き方といえるのではないでしょうか?
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
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