● 2015年11月1日放送
定年までサラリーマンをなさっていた村上さんが、ご自身の体験を元に『不動産投資』の本を出版されました。
ひと味もふた味も違う、『投資』の本についてお話をうかがいました。
生活を安定させることが難しい世の中になったと感じる現在の日本。
そんな中で、村上さんの体験は、とても参考になり、いろいろな方に勇気をプレゼントしてくれそうです。
著書『オンリーワンで輝くための“少額”不動産投資の すすめ』をお読みになると、おそらく " 不動産投資" と聞いてイメージした内容とは
随分違うと思われる方が続出するのではないでしょうか?
ここでちょっと村上さんの本の表紙に書かれている一文をご紹介いたします。
『不動産投資は、自分を信じ、未来を信じ、自分の歩幅で一歩を踏み出し、人にやさしい気持ちで接し、歓びと豊かさを伴って、
何事にも動じることなく、ゆったりと行うものでありたい。』
「へえ?」と意外に思われた方もおられると思います。
実際、この本は、投資マニュアル的な要素より、『生き方』『人間としてのあり方』というような内容が多く、
村上さんご自身が体験したエピソードがたくさん盛り込まれており、読みやすく、面白く、もちろん大いに参考になる本なのです。
なぜなら、村上さんにとって、投資の対象は『人間』。
『不動産』を購入しても、収益を生むためには、『入居者』が必須であるわけです。
この『入居者』の方あっての収入であることを、とても大切にされているため、血の通った『投資』と捉えて運用されているのです。
ひょんなことから、定年間際に一戸建ての住宅を購入することとなり、この家に入居者が入られた時から、村上さんのお財布は、
二つになりました。
お給料以外に、毎月入ってくる家賃収入のありがたさを感じた村上さん。
ここから、不動産物件の大家さんとして、入居者の方々と関わっていく人生を、村上さんは選ばれたのです。
本にも載っているエピソードですが、動画の中でも、入居者の方との素敵な物語が語られています。
村上さんが一般的な不動産経営者からは離れています。
どちらかと言えばかつての日本にあった『人情の世界』が、ここにあります。
そんな大家さんが実在することに、うれしい驚きを感じられるのではないでしょうか。
サラリーマン時代を振り返って、村上さんはご自身を不器用だったとおっしゃいます。
著書の中で現役サラリーマンやOLの方々に送る村上さんのエールは温かさに満ちているのは、ご自身の会社員時代があればこそ。
満員電車に揺られ、気乗りしないお付き合いにも参加し、
「人生、これでいいのかな?」
と思っている、日本中の働きマンの方々に向けて、村上さんの本は、誰でもがそれぞれの個性で色んな花を咲かせていけるような
人生のマニュアルになること請け合いです。
不動産投資が目的ではない方にも、ぜひとも読んで欲しい一冊です。
● 『オンリーワンで輝くための“少額”不動産投資の すすめ』