● 2015年10月4日放送
『福祉住環境コーディネーター』という耳慣れないお仕事をされている鴇田さんに、
『福祉』『介護』という観点からの、『住環境』に関するお話をうかがいました。
今、日本は、人類未踏の問題、超高齢社会に直面しはじめています。
私たち自身も勿論ですが、私たちの親世代が、既にその問題に関わっているという世帯は多いでしょう。
しかも元気だった親御さんが倒れ、一人では暮らせなくなるという事態は、ある日突然訪れるのです。
高齢者がいかにして安全に快適に住み慣れた住居で暮らし続けられるか。
この問題をどこに相談したらいいのでしょう。
行政でしょうか? 実は、行政の相談窓口に知り合いがいて、家庭の事情を知られたくないのでなかなか行きづらい、
というような問題が意外にも多いのです。
住宅建築関係に相談でしょうか? 翌日からその会社の営業マンさんに、しつこく訪問される事になるかもしれません。
この福祉・住宅・住環境の問題にアドバイスをしてくれる『福祉環境コーディネーター』は、
既に20年近く前から東京商工会議所の検定があるのです。
受講者は既に60万人。どんな方が受講されるかというと、主には3種類
1. 介護施設で働いているケア・ワーカーさん達
2.工務店の方々
3.主婦・学生の方々
実際にお仕事で携わっている方だけでなく、3.のように、ご自身の将来の仕事としての勉強や、
親の為の現実問題から取り組んだ方々は年々増えています。
高齢者の事故は、起きてからでは遅い問題。
もし、自宅に手すり一本あったらお母さんは転ばなかった。
そうしたら、脚を痛めてそれが介護に繋がっていくこともなかったのに……。
気軽に相談できる知識を持った人がいて、転ぶ一歩前から手を打てたら、私たち自身の将来もずいぶん変わってきます。
知っていたらすごく役立つ情報がたくさんあるのです。
例えば、40歳以上は全員が払っている介護保険。
家の改築は、20万までは介護保険が適用できます。
また、家は、増築だけでなく、減築という選択もあるという事。
子供も独立し、使わない部屋が増えていきます。
部屋といえど、要らないものを無理に残すのは無駄なこと。
無駄な空間を削って電気のアンペア数、部屋塗の塗り替えも空間が減れば節約できます。
それに固定資産税も、減築によって減額できる可能性があるので、要確認です。
お金を使わない方法、知らずに無駄にしている事を、気軽に資格者からアドバイスもらえたら、心強いですよね?
この相談センターを、日本お助け隊では、なんと電話で無料でアドバイスしてくださるそうです!!
住居問題は、鴇田さんにご相談。
税金問題なども、士業の先生方にご相談。
専門家が専門分野を担当してアドバイスをくださいます。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
● 合格者の相互連携をはじめ、必要な知識を提供しています。
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