● 2015年7月19日放送
世の中に役に立つ、色々な方の色々な知識を『講座』という形に置き換えるお手伝いをしている、ユニークなＮＰＯを立ち上げた、
代表理事の岡さんにお話をうかがいました。
お勤めをされている傍ら、３年前にＮＰＯ法人を立ち上げた岡さんは、
今の時代だからこそ、必要とされている、他にはない活動をされれています。
でも、岡さん自身、ここにたどり着くまでにはずいぶんと紆余曲折があったようです。
９年前に立ち上げた会社は、資格を中心に講座を開発したり、企業が持っているコンテンツを教育コンテンツに転換していくという業務。
このお仕事をしていく中で、資格を取られた方たちが、自ら新たに講座を作っていきたいというニーズがあることを見つけ、
このＮＰＯを立ち上げたということです。
そもそも、２０代最後のころに、一生ものの仕事をしたいと考えて転職をされたものの、なかなか『コレ』という仕事が見つからず、
１０年もの月日が流れてしまったという岡さん。
そして、資格講座を中心に展開している会社に勤めている中で、ご自身と同じような思いをされている方との出会いを通じて、
自分探しをされている方の応援をしたいと起業されたそうです。
『自分探し』とか、『天職』とか、言葉はよく耳するわけですが、本当に自分が納得できる『仕事』に出会えている方は、少数派。
『仕事』にまでは昇華できず、趣味の延長で色々なことに携わっている方も大勢います。
今時は、多種多様な考え方と生き方があり、『仕事』の種になりそうなものや活動もたくさん存在しています。
また、自分のしていることを広く多くの方に伝えたいと思っている方もいらっしゃいます。
しかし、素晴らしいことをされている方はたくさんいらしても、自分がしていることを体系立てて人に伝えられるようにしていくことは、
とても難しいことなのです。
例えると、『本』を書くようなことで、誰にでもわかるように組み立て直して一つの形にしていくような作業だと岡さんはおっしゃいます。
ご本人にとっては、いつもしていることでも、これを、目に見える形に変換することは、逆に当人には難しかったりするので、そこに外部の
人間が手を貸すことによって、世の中に役立つ新しい講座が生み出されていくわけです。
現在岡さんは、小伝馬町のカフェで、自分発見につながる『講座』を作っていくためのセミナーを予定されているそうです。
この『講座を作る』というセミナーの中では、
『なぜ講座を作っていくのか？ という目的、目標を明確にすること』が大切で、この作業の中で最初にすることは、
『自分の中を知ること、自分の中に何があるのか？ と自分の棚卸をしていくこと』とのこと、
今まで気がつかなった自分に出会えるかもしれません。
また、吉村さんとともに行う予定の、６０代以上の方を対象にしたセミナーも企画中とのこと。
ファッションで表現したり、若い世代の方々の学びにしていけるようなプログラムを考えているとのことで、中身がとても気になります。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
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