● 2015年5月31日放送
カンボジアに移り住んで、支援活動をされている岩田さん。
その岩田さんを、日本から支えている宮本さん。
お二人が情熱を傾けている活動についてお聞きしました。
お美しくって品格のある岩田さんは、以前JALにお勤めだったそうですが、
退職後、他のお仕事を経た後、『国際貢献をしたい』という19歳の頃からの夢を実現されました。
国際支援先を選ぶ際、エイズ孤児だったり、人身売買の被害にあったりしたカンボジアの子どもたちの存在に出会います。
ご縁を感じたことと、世界的、歴史的な背景が、他国と違うという点に興味を持ったことで、
8年前に支援先をカンボジアに決定されました。
また、学生時代に岩田さんの公演を聞くチャンスを得、活動に共鳴したことから、支援をする団体を立ち上げてしまった宮本さん。
岩田さんが移住された頃と同じ、約8年前から、今日現在までこの活動を継続されています。
別のお仕事をする傍ら、年に2回、学生さんが現地に行くためのサポートをなさっているのです。
岩田さんはカンボジアの孤児院を支援され、子どもたちの自立のために様々なプロジェクトを実行されてきたそうです。
そして今、それらの活動の集大成として『カフェレストラン』をオープンしています。
飲食店を開きたいという夢を持っている子どもたちが、なんと自分たちの手で運営しているのです。
しかもカフェでは、自分たちで作った無農薬の米や野菜を提供しています。
医者になりたい子、先生になりたい子、軍人になりたい子と、子どもたちの夢は様々。
そんな子どもたちも『カフェレストラン』を応援することで、自分の夢の実現の足がかりにしたいと、協力し合っているそうです。
そして、宮本さんが所属している団体では、実際に施設を訪れる約2週間のワークキャンプを年2回実施されているそうです。
その都度、テーマを決めて色々なことを行っているのですが、何が出来るのかを参加する学生自身が考えて準備をするといった、
実践的な企画で実行していらっしゃるのです。
施設は、基本的に食べ物に関して自給自足を目指していますが、天候などに左右される農業を安定させることは、なかなか大変。
そこで、お金の面での支援もするために、日本でイベントを行って作った資金を提供することもされています。
役割分担が異なるお二人は、とても素敵な協力関係で活動されています。
ひとりでできることは限られているので、自分でできないことをてらわずに、お願いできる自分になってきたとおっしゃる岩田さん。
もしも可能なら、現地をぜひ見ていただきたいと、お二人共、少女のように目を輝かせていらっしゃいます。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
● 岩田亮子さんを応援するためのフェイスブックページ
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