● 2014年11月30日放送
今回で3回連続の最終回!
『お口』の中の不思議なお話を安藤先生にうかがいました。
『噛み合わせ』が『身体』『心』さらに『人間関係』にまで影響するそうです。
日常生活がどんどん変化しているため、様々な影響で顎は小さくなり、その分口の中は、どんどん狭くなってきているとのこと。
例えば、噛む回数が太古の時代と比較すると約10分の1に低下しています。
栄養状態は良くなっているので、身長とともに『歯』のサイズはどんどん大きくなってきています。
噛まない分、『歯』は尖り始め、成長し大きくなった『刃物のような歯』が、
『口の中』の頬の内側や、『舌』を傷づけてしまっているのだそうです。
こうなると、傷つかないように『顎』や『舌』の位置が本来あるべきベストな場所から逃げるように動いてしまいます。
その結果、『声』はもとより、『身体』にも影響を及ぼし始めます。
『声』のプロの方々にとって、この部分を修正することは、『発声』を良い方向に変化させていくことができます。
もちろん一般の方にとっても、『身体』の状態を良くしていきますので、『噛み合わせ』から『口の中』を正しい位置に戻していくことは、
健康面の重要な鍵となるのです。
さらに先生は、あることをきっかけに、『噛み合わせ』と『人間関係』には、因果関係があると気づきます。
前歯は、人から見えるため、『自分』と『他人』との関係。
奥歯は、自分自身や、自分の家族やご先祖様との関係。
『歯』という、物質的な現象を変化させることで、目に見えない『人間関係』に影響が及び、良い方向に変化していくのだそうです。
このことは、先生ご自身が発見されたのではなく、患者さんから教えていただいたことが、最初のきっかけでした。
そして、何年もの月日が経過した後、偉大なミュージシャンの方の一言に背中をおされて、
『噛み合わせ』と『人間関係』の繋がりという未知の世界への扉が開かれていくのです。
詳しくは動画にてご覧くださいませ。
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