● 2014年7月6日放送
知的障害者をお持ちの方々と一緒に働いている現場の声を、株式会社研進で、工場で主任として彼らををサポートしている米山さんからお話をうかがいました。
株式会社 研進は、本田技研工業さんという大手企業にも部品を納めています。
車の部品ですからミスが起こることは、許されない中、ミスが起こらない生産ラインを確立するために、試行錯誤した結果、行き着いたものが、『自作の工具』だったそうです。
『自作の工具』というのは、知的障害をお持ちの方でもミスなく部品を組み立てて行くことができるよう様々な工夫がなされていて、それがあってこそ、ミスのない納品ができるということです。
実際、『研進』から出荷した部品は、過去3年間、『不良品ゼロ』
一般の企業でも、通常ではありえないほどの成果を実現されているのです。
また、米山さん自身が知的障害者の方々と一緒に働くきっかけなどもうかがいました。
彼自身、小学生の頃から障害者の方と触れ合う経験があったりなど、偏見のない視点で障害者の方と接することができる環境がベースにあったというお話を聞き、日常的に様々な方と触れ合うことの重要性を心から感じました。
現場を監督する方の「障害者であっても働けるんだ」という、生の声をお聞きください。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
● 自ら、多くの取り組みを実践している企業。
こちらの会社は、本当に社会性の高い有意義な取り組みをされています。
この番組内でも、他の取り組みを順番にご紹介していきたいと思っております。