● 2014年6月22日放送
映画『捨てがたき人々』榊監督インタビュー
苦しんで、喘いで、それでも生きていく―
鬼才・ジョージ秋山原作、人間の欲と深い業を描く問題作を、大森南朋主演で実写映画化した作品、『捨てがたき人々』
その監督をされ、俳優としても活躍中の榊英雄さんにインタビューさせていただきました。
映画の舞台は、榊監督の生まれ故郷である五島列島。
原作は、寂れた漁師町という設定とのことで、監督は、自分の生まれ故郷を重ね合わせ、映画の中に色々な思いを託されています。
監督には撮影の裏話や、エコの町として注目を集めている五島列島の新たな顔ついてお話いただきました。
そしてなんと、現在環境省が実験している洋上風力発電の準備の様子が、主人公とヒロインのバックに映り込んでいるというこぼれ話が飛び出しました!
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
● 『捨てがたき人々』とは…
金もなく、仕事もなく、不細工な男。生きることに飽きてしまったその男が向かった先は、故郷の港町。
見向きもされない男に、ただひとり暖かく笑顔で接したくれた痣のある女。
美しいが『痣』というコンプレックスを持った女と強姦同然で関係を持ち、成り行き任せに家族となっていく男…
『欲』と『業』に正面から向き合い、その中から、人が『生きる意味』を、そして『幸せとはなにか?』を描いた問題作。
● 『捨てがたき人々』予告編