● 2014年5月4日放送
杉山明久実が立ち上げた任意団体『ライフエイド』と、ライフエイドが主催するイベント『動物殺処分ゼロを目指して』 についてお話ししています。
『いのちを輝かせたい』という想いで立ち上げた『ライフエイド』は、今後色々な取り組みを行う予定です。
なぜなら、世の中には理不尽でおかしなことがたくさんあって、
なんとかしたいと思っても、状況を変えることは、決して簡単なことではありません。
とはいえ、その中でも『いのち』に関わることは、見て見ぬふりをすることはしたくはありません。
ところが、一見難しく見える問題も、色々と調べて解決方法を考えてみたところ、
『仕組みをほんの少し変えて、関わる多くの人が、ほんの少しずつの努力をする』
そんな取り組みで解決していく可能性を感じたのです。
そして、できることから一つずつ手がけ、世の中を少しずつ変化させていこうと考えて『ライフエイド』が立ち上がりました。
● 日時：6月7日（土）18：15開場 18:30～21:00
● 場所：浦和コミュニティセンター 多目的ホール
（JR浦和駅東口 パルコの10階）
● 料金：2,000円
『ライフエイド』のイベントの第一弾は、動物愛護のイベントです。
『動物殺処分』という言葉自体、耳慣れないかもしれませんが、保健所をはじめとする所定の施設に収容された犬と猫は、
引き取り手が見つからなかった場合、『殺処分』となります。
年々減少傾向にあるといっても、昨年のデータで、年間約17万頭の犬と猫が処分されました。
毎日約500頭の犬と猫が殺されている反面、ペットショップで毎日1,000頭以上が販売されています。
変だと感じます。
このテーマは、表面にみえる『殺処分』ということ以外に様々な問題を含んでいますが、
日常生活の中では、とりたてて深く考えることなく通り過ぎていきます。
今回のイベントでは、『いのち』という観点から、シンプルにたった今の現状を知り、『今』できることを提案したいと
考えています。
一人一人が行うことは決して難しいことではなく、ちょっとした考え方と行動のチェンジでできることを考えていきます。
特別ゲストに、『セアまりさん＆フリフリちゃん』そして獣医師の『関 敬泰 先生』にお越しいただきます。
セアまりさんは、視覚障害をお持ちでありながら、絵本作家であり、講演家であり、なんとダイビングまでこなします。
健常者であった頃には、染色家として活躍されていましたが、視力を失い、その生活は一変します。
しかし、盲導犬のフリフリちゃんに巡り合い、もともと動物愛護の活動をされていたまりさんは、持ち前の前向きさで
動物の『いのち』の貴さを伝えに各地で講演をされています。
そして、『ふりふりとまり』という絵本、『ふりふりが空から降りてきた』というエッセイを書かれました。
さらに、フリーダイビングの大会に参加して、自ら素潜りで競技に参加されます。
その姿は、多くの方への勇気とメッセージとなって心を動かしていきます。
関先生は、埼玉県の若手の獣医師。
現在は、ピジョン動物愛護病院 わらび院の院長先生をなさっておられます。
動物が大好きで獣医師を目指し、念願が叶ったものの、現場では獣医師として人として、心が痛む出来事が多いとおっしゃいます。
実際には、『飼い主』の方のモラルの向上が図れれば、解決する問題は少なくないようです。
そんな現場の獣医師としての立場からお話をしていただきます。
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